記念メダルは本物?純金・純銀かを家で確かめる方法と店での鑑定

無地の金色・銀色・銅色のメダルとルーペ・磁石・はかりのイメージ、「記念メダルは本物?」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

札幌オリンピックの記念メダルが3枚あります。金メダルが本物の金なのか、自分で確かめる方法はありますか?

案内役

家でできるのは、刻印を読む、重さを量る、磁石を当てる、箱や保証書を見る、の4つです。最後のひと押しは、店の機器で見てもらうのが確実ですよ。

古い記念メダルが出てくると、『これ、本当に金なのかな』と半信半疑になりますよね。

結論から言うと、記念メダルが本物かどうかは、家での4つの確認でかなり絞り込めます。この記事では、その順番と、やってはいけない試し方、店での確かめ方をお伝えします。

目次

家でできる確認は4つ

答えから

刻印・重さ・磁石・箱と保証書の4つを、この順番で見ていきます。どれか1つだけで決めず、組み合わせて判断するのがコツです。

それぞれの確認で、分かることと分からないことがあります。表にまとめてみました。

確認分かること分からないこと
刻印金・銀・プラチナの種類と割合、めっきかどうかすり減った刻印や、刻印の無いメダル
重さ素材の見当と、値段の目安の計算重さだけで純金とは決められない
磁石つけば金・銀ではない可能性が高いつかなくても本物とは限らない
箱・保証書発行元、材質、重さの表記中身が入れ替わっていないか

刻印の読み方は記念メダルの刻印の見方で詳しく紹介しています。まずは、K24・K18・SV925などの文字と、後ろにGPが付いていないかを見てみてください。

記念メダルが本物か確かめる順番の図解

箱と保証書は、どこを見ればいい?

記念メダルの箱やしおり、保証書には、メダル本体より多くの情報が書かれていることがあります。ふたの裏や台紙の下も、一度めくって見てみてください。

書かれていること見るところ
発行元・製造元造幣局、奉祝会、協会などの名前
材質・品位純金・18金・純銀・丹銅・金鍍金など
重さ・直径メダル1枚の量目
番号シリアルナンバーや限定数

ただ、箱とメダルが別々に保管されていると、中身が入れ替わっていることもあります。箱の表記とメダルの刻印が合っているかも、あわせて確かめておきましょう。

磁石と重さで分かること・分からないこと

メダルを持っている人

磁石につかなければ、本物の金って考えていいんですか?

案内役

そこが落とし穴なんです。金や銀は磁石につきませんが、銅や真鍮も同じようにつかないので、それだけでは決められないんですよ。

答えから

磁石は「つけば怪しい」という確認に向いています。重さは、同じ大会の金・銀・銅のメダルを比べる時に役立ちます。

金や銀、銅は、どれも磁石につかない金属です。磁石にしっかりつくなら、中に鉄などが使われている可能性があり、純金・純銀ではないと考えられます。

重さは、量り方さえ合っていれば頼りになる手がかりです。例えばザ・ゴールドの公式サイトの買取実績記事では、札幌オリンピックの記念メダルセットを「K18 26.6g シルバー925 17.9g 銅 15.1g」と紹介しています。

札幌の記念メダル(ザ・ゴールドの実績記事の記載)素材重さ
金メダルK1826.6g
銀メダルシルバー92517.9g
銅メダル銅15.1g

この重さのとおりなら、金メダルは金の量だけで見ると約454,321円の目安になります。田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)で計算した値です。

ただ、これは記事執筆日時点の地金の値段からの計算で、メダルの買取価格そのものではありません。札幌の記念メダルの重さは公的な資料では確認できなかったので、手元のメダルを量って比べてみてください。

量り方のコツは記念メダルの重さの量り方で紹介しています。

家でやってはいけない確かめ方

答えから

削る・薬品をかける・火であぶる・かじるは、どれもメダルを傷めます。本物だった時に評価を下げてしまうので、試さないでください。

ネットで調べると、色々な確かめ方が出てきますよね。中には、メダルに傷が残るやり方も混ざっています。

やりがちな試し方起きること
ヤスリやカッターで削る傷が残り、収集品としての評価が下がる
薬品を垂らす表面が変色したり、図柄が傷んだりする
ライターであぶる変色したり、ケースが溶けたりする
歯でかじる歯形の跡がつき、元に戻せない
研磨剤で磨く細かい傷がつき、元に戻せない

おたからやは、銀の変色したメダルについても「決して磨かずにそのままお持ち込みください」と案内しています。無理に磨くと細かな傷がつき、収集品としての価値を下げるおそれがあるからだそうです。

よくある失敗

『本物か確かめたくて』と、目立たない縁を少しだけ削ってしまう方がいます。小さな傷でも、記念メダルとしての見た目は戻りません。

店での鑑定はどうやっている?

答えから

買取店では、刻印に加えて専用の機器や比重の計測で素材を調べています。家で分からなかったことも、店でなら確かめられます。

おたからやの公式サイトには、素材は機器と刻印で調べると書かれています。銀については「専用の機材や比重計測を用いて「本物の銀」であるかを迅速かつ正確に判別いたします」とも書いています。

買取大吉も、「年代や価値が不明」な記念コイン・メダルでも買取可能としています。どこの記念メダルか分からない状態でも、相談して大丈夫なんです。

おたからやは査定料・鑑定料を取らないと案内していて、買取大吉も査定料・キャンセル料などを無料としています。見てもらった上で、売るかどうかはゆっくり決められますよ。

例えば店頭では、「本物の金か分からないので、素材から見ていただけますか。売るかどうかはその後で決めたいです」と伝えてみてください。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

オリンピックの金メダルやレプリカは本物の金?

答えから

選手に渡される入賞メダルと、記念に売られた記念メダルは別物です。1964年東京大会の記念メダルの金は18金でした。

1964年3月の国会では、東京オリンピック記念メダルの「金は十八金」と説明されています。純金ではなく18金だったんです。

一方、東京2020大会で選手に渡された金メダルは「銀製の円盤に6グラム以上の純金で金張りしたもの」と、文部科学省の教材資料に書かれています。こちらも純金のメダルではありません。

オリンピックの記念品として売られているレプリカのメダルは、記念メダルとも入賞メダルとも別の物です。

素材は商品ごとに違うので、刻印と説明書きで確かめてください。金めっきの物についてはメッキのメダルは売れる?で紹介しています。

記念メダルが本物か、よくある相談

「本物かどうか」はYahoo!知恵袋でもよく聞かれています。その中から3つの相談を取り上げます。

札幌の3点セット、金メダルは本物の金?

札幌オリンピックの記念メダルの金・銀・銅の3点セットがあるけれど、本物の金か分からない、という相談がありました。いくらくらいで取引されるのかも気になる、という内容です。

札幌の記念メダルは造幣局が作ったことが造幣局の年史に書かれていますが、素材や重さは公的な資料で確認できませんでした。まず刻印を読み、重さを量ってから店で見てもらいましょう。

写真で見たオリンピックのメダルは純金?

写真を載せて、このオリンピックのメダルは純金かと聞いている相談もありました。写真だけでは、刻印も重さも確かめられないんです。

メダルの種類によって素材はばらばらです。手元にあるなら、刻印の写真と重さをそろえて、店の機器で見てもらうのが近道です。

ネットで調べても同じ画像が見つからない

札幌オリンピックの記念メダルらしいのに、調べても同じ画像が見つからず、偽物かと心配している相談もありました。

記念メダルは、作った所や時期によって色々な物が出回っています。同じ画像が見つからないだけで偽物とは決められません。

何の記念メダルかをたどる方法は何の記念メダルか分からない時の調べ方で紹介しています。

店に持ち込む前に
  • 刻印を拡大して写真に撮っておく
  • はかりで本体だけの重さを記録しておく
  • 磁石につくかだけ軽く確かめる
  • 箱・保証書・しおりをまとめておく
  • 削る・磨く・薬品は試さない
家でやってはいけない確かめ方の図解

よくある質問

記念メダルが本物の金か、家だけで確かめられますか?

刻印・重さ・磁石・箱と保証書でかなり絞り込めますが、家だけで確実に決めるのは難しいです。最後は店の機器で素材を調べてもらうのが安心です。

磁石につかなければ本物の金ですか?

そうとは限りません。金や銀は磁石につきませんが、銅や真鍮もつかないからです。磁石は「つけば怪しい」と分かる確認と考えてください。

本物か確かめてもらうのにお金はかかりますか?

査定料・鑑定料を無料としている店があります。おたからやは査定料・鑑定料を、買取大吉は査定料・キャンセル料などを無料と案内しています。

まとめ

この記事の要点
  • 家での確認は、刻印・重さ・磁石・箱と保証書の4つ
  • 磁石につかなくても本物とは限らず、1つの確認だけで決めない
  • 削る・薬品・火・研磨はメダルを傷めるので試さない
  • 店では専用の機器や比重の計測で素材を調べてもらえる
  • オリンピックの記念メダルや入賞メダルは純金とは限らない

本物と分かった後の売り方は、記念メダルの買取ガイドで順を追って説明しています。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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