銅メダルは売れる?丹銅の記念メダルに値段がつきにくい理由と扱い

無地の金色・銀色・銅色のメダルとルーペのイメージ、「銅メダルは売れる?」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

金・銀・銅の3枚セットのうち、銅メダルだけ別にしてしまいました。銅メダルって売れるんですか?

案内役

銅メダルは、金や銀のような「素材の値段」はほとんどつかないんです。ただ、買い取った例を公式に載せている店もあるので、捨てる前に一度相談してみる価値はありますよ。

金メダルや銀メダルと並んでいると、銅メダルだけ扱いに困りますよね。『これは売れないだろうから』と、先に処分を考える方も多いはずです。

結論から言うと、銅メダルは売れることもありますが、値段の土台になる素材の価値はほとんどありません。この記事では、その理由と、セットで持っている時の上手な出し方をお伝えします。

目次

銅メダルに値段がつきにくいのはなぜ?

結論から

金・銀・プラチナには田中貴金属の公表価格があり、重さで値段の目安が出せます。銅や丹銅にはその目安が無く、貴金属としての値段はつきにくいんです。

記念メダルの値段は、まず「どの金属がどれだけ入っているか」で決まります。金や銀は毎日1gあたりの値段が公表されているので、重さがそのまま値段の土台になります。

一方、銅や丹銅、真鍮のメダルには、そうした貴金属の公表価格がありません。重くて立派に見えても、素材だけで値段がまとまる物ではないんです。

素材素材の値段の目安買取の考え方
金(純金・K18など)重さ×純度×金の公表価格素材の値段が土台になる
銀(純銀・SV925など)重さ×純度×銀の公表価格重さがあれば値段がまとまる
銅・丹銅・真鍮公表価格が無い記念品としての評価が中心
金メッキ・銀メッキ公表価格が無い店によって扱いが分かれる

例えば金・銀・銅の3枚セットなら、値段の大部分は金と銀のメダルが占めます。銅メダルはセットの一員として見てもらうもの、と考えると分かりやすいですよ。

丹銅ってどんな素材?昔の記念メダルに多い理由

メダルを持っている人

箱に「丹銅」と書いてありました。普通の銅とは違うんですか?

案内役

丹銅は、銅に亜鉛を加えた合金です。赤みのある落ち着いた色で、昔から記念メダルの銅によく使われてきた素材なんですよ。

結論から

大きな行事の記念メダルの「銅」は、丹銅で作られている例が多いです。造幣局が今作っている桜の通り抜け記念メダルの銅も丹銅です。

買取まねきやの店舗ブログでも、東京オリンピック記念の銅メダルについて「丹銅(たんどう)製で、銅に亜鉛を加えた合金素材」と説明されています。

記念メダル銅メダルの素材出どころ
1964年 東京オリンピック丹銅1964年3月の国会での説明(製造は大蔵省造幣局)
1970年 EXPO’70丹銅(直径34mm)パナソニックの万博タイムカプセル資料
造幣局 桜の通り抜け記念メダル丹銅(直径55mm・約110g)造幣局の販売ページ

桜の通り抜け記念メダルの銅は、約110gとかなりの重さがあります。それでも素材は銅の合金なので、重さから貴金属の値段を出す計算は使えません。

刻印が無いのは普通のこと

金や銀のメダルには、K18やSV925のような刻印が打たれていることが多いですよね。ところが、銅のメダルには刻印が無いことがよくあります。

造幣局の販売ページでも、金と銀には品位証明の刻印を打った位置が書かれていますが、丹銅の銅メダルにはその記載がありません。『刻印が無いから偽物かも』と心配しなくて大丈夫です。

買取店は銅メダルをどう扱っている?

結論から

「素材の価値はほとんどない」と書く店もあれば、銅メダルの買取例を公式に載せている店もあります。売れないとも、高く売れるとも言い切れないのが銅メダルです。

各店の公式サイトを読むと、銅メダルの書き方はかなり違います。並べてみるとこうなります。

店公式サイトの書き方
バイセル「銅メダルは丹銅製であるため、金や銀のような希少な貴金属としての素材価値はほとんどありません」「銅メダル単体での買取価格はそれほど高くならない可能性が高い」
買取まねきや店舗ブログで東京オリンピック記念銅メダル(丹銅製)の買取例を紹介(金額の記載なし)
ザ・ゴールド店舗の実績記事で、18金・純銀・銅の3枚セットなどの買取例を紹介(金額の記載なし)
RE:TANAKA(田中貴金属)銀800未満などの品位は買い取らないと明記。銅という言葉での記載は無いが、対象外と読める

まねきやはブログで、記念メダルの査定では「素材価値だけでなく、発行された大会や年代」やデザイン、保存状態、付属品の有無なども確認すると書いています。銅メダルは、こうした記念品としての見方が中心になります。

例えば店頭では、「銅メダルだけですが、記念品として見ていただけますか」と聞いてみてください。断られても、その場で別の店をすすめてもらえることもありますよ。

金・銀とセットの銅メダルは一緒に出すのがおすすめ

メダルを持っている人

セットの銅メダルは、金と銀だけ売って手元に残してもいいですか?

案内役

もちろん残しても大丈夫です。ただ、売るなら3枚そろえて見てもらった方が、セットとしての評価を受けやすいんです。

結論から

セットの銅メダルは、金・銀と一緒に査定に出しましょう。そろっていること自体を評価すると書いている店があります。

おたからやは、1964年の東京オリンピック記念メダルについて、金・銀・銅がセットでそろっているものは「コレクションとしての評価が非常に高くなりやすい傾向」があると答えています。

EXPO’70の記念メダルでも、同じように「すべて揃っている状態であれば高い評価に繋がりやすい傾向」と書かれています。銅メダルだけ先に捨ててしまうと、この見方をしてもらえなくなるんです。

よくある失敗

「銅は値段がつかないから」と、セットから銅メダルだけ抜いて処分してしまうことがあります。売るか迷っている間は、ケースごとそのまま保管しておきましょう。

セットの出し方は記念メダルのセットはばらして売る?、EXPO’70の銅メダルについてはEXPO’70の銅メダルは売れる?で詳しく紹介しています。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

銅メダルを売る時の考え方をまとめた図解

銅メダルについてよくある相談

銅メダルの扱いに迷う声は、Yahoo!知恵袋にも寄せられています。2つの相談にお答えします。

記念メダルや銅のメダルって売れるの?

「記念メダルや銅って売れるのか知りたい」という、とても短い相談がありました。短いぶん、同じことを思っている方が多い悩みだと思います。

答えは、店によるけれど、素材の値段は期待しにくい、です。金や銀のメダルが一緒にあれば、まとめて見てもらうのが近道になります。

遺品から銀と銅のメダルがたくさん出てきた

親の遺品整理で、東京オリンピックの記念メダルが銀と銅で20枚ほど、ケース付きで出てきたという相談もありました。どうやって買い取ってもらえばいいか、という内容です。

この場合は、銀と銅を分けずにケースごと持ち込むのがおすすめです。銀のメダルは重さで目安が出せるので、先に量っておくと提示額を聞く時に安心ですよ。

銅メダルを出す前に確かめること
  • 金・銀のメダルとセットになっていないか
  • ケース・箱・しおりがそろっているか
  • 箱やしおりに素材や発行元の文字が無いか
  • 研磨剤で磨いたりしていないか

値段がつかなかった銅メダルはどうする?

結論から

値段がつかなかった銅メダルは、記念に残すのも一つの選択です。処分する時は、お住まいの自治体の分け方に合わせて出しましょう。

銅メダルには、家族の思い出が詰まっていることも多いですよね。値段がつかないと分かったら、『それなら手元に置いておこう』と決める方もいます。

処分する時は、金属製品としての出し方を自治体で確かめておきましょう。例えば西東京市や三鷹市はトロフィーを不燃ごみとしていますが、大きさの決まりは市ごとに違います。

記念メダルそのものをごみの品目に挙げている自治体のページは、確認できませんでした。迷ったら役所に問い合わせると確実です。

出し方の詳しい話は売れない記念メダルの処分方法で紹介しています。

値段がつかなかった銅メダルの扱いをまとめた図解

よくある質問

銅メダルは1枚だけでも売れますか?

店によります。バイセルは単体での買取価格はそれほど高くならない可能性が高いと書いていますが、まねきやは1点からの相談を受け付けています。まずは問い合わせてみてください。

銅メダルの買取価格の目安は計算できますか?

銅や丹銅には田中貴金属のような貴金属の公表価格が無いので、重さから目安を出す計算は使えません。記念品としての評価になるため、店で見てもらうまで分かりません。

銅メダルが黒っぽく変色しています。磨いた方がいいですか?

磨かずにそのまま持ち込みましょう。研磨剤でこすると細かい傷がつき、記念品としての見た目を損ねることがあります。

まとめ

この記事の要点
  • 銅・丹銅のメダルには貴金属の公表価格が無く、素材の値段はつきにくい
  • 昔の五輪・万博や造幣局の今のメダルの「銅」は丹銅の例が多い
  • 「素材価値はほとんどない」と書く店も、買取例を載せる店もある
  • セットの銅メダルは抜かずに、金・銀と一緒に査定に出す
  • 値段がつかなければ、記念に残すか自治体の分け方で処分する

記念メダル全体の売り方は記念メダルの買取ガイド、売れるメダルの見分け方はメダルって売れる?で紹介しています。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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