記念メダルの高価買取を目指すなら|売る前の準備と店選びの順番

無地の金色・銀色のメダルとはかり・メモ帳のイメージ、「記念メダルを高く売る」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

祖父が集めていた記念メダルを売ることになりました。せっかくなので少しでも高く売りたいんですが、何から始めればいいですか?

案内役

まずは、メダルの値段が何で決まるかを知るところからです。そのうえで準備と店選びの順番を守れば、安く手放してしまう心配はぐっと減りますよ。

大切にされてきた記念メダルなら、納得できる値段で引き取ってもらいたいですよね。

結論から言うと、記念メダルの高価買取に近づく近道は「素材と重さを知る、価格の基準を知る、同じ日に複数の店で比べる」の3つです。この記事では、売る前の準備と店選びを、順番どおりにお伝えします。

目次

記念メダルの値段は何で決まる?

先に結論

貴金属の買取店では、記念メダルは「含まれる金・銀・プラチナの量」で評価されるのが基本です。そこに、記念品・収集品としての見方を加える店もあります。

高く売る方法を考える前に、値段の土台を押さえておきましょう。土台が分かっていれば、提示額が高いか低いかを自分で判断できるようになります。

素材値段の土台高く売るために見ること
純金・K18など金金の重さ×純度刻印と正確な重さ
プラチナプラチナの重さ×純度刻印と正確な重さ
純銀・SV925など銀銀の重さ×純度刻印、店の条件(10g以上など)
銅・丹銅・メッキ貴金属としての値段はつきにくい記念品として見てくれる店か

田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した店頭買取価格では、金は22,773円/g、銀は304.15円/gでした。銀は金の約75分の1の値段なんです。

つまり、同じ大きさのメダルでも、金か銀かで値段の桁が変わります。『全部同じくらいの値段だろう』と考えず、1枚ずつ素材を確かめるのが高く売る第一歩です。

記念品としての値段がつくこともある

おたからやは、記念メダルの査定で「地金価値に加え、発行枚数や保存状態、歴史的な希少性を多角的に評価」すると書いています。

一方、田中貴金属のRE:TANAKAは「貴金属以外の価値は評価いたしません」と公式に書いています。どちらが良い悪いではなく、店によって見るところが違う、と覚えておきましょう。

準備1:素材と重さを自分で確かめる

メダルを持っている人

重さなんて、家で量っても意味があるんでしょうか?

案内役

大いにあります。重さが分かれば、金や銀の量だけで見た目安を自分で計算できるんです。提示額の説明を聞く時の物差しになりますよ。

先に結論

刻印で素材を、キッチンスケールなどで重さを確かめておきましょう。この2つが分かれば、素材としての目安を計算できます。

素材と重さの確かめ方
  1. メダルをケースから出し、縁や裏の刻印をルーペで読む
  2. K24・K18・SV1000・SV925などの文字をメモする
  3. はかりに乗せて重さを量る(ケースは外して量る)
  4. 刻印×重さで、素材としての目安を計算してみる

例えば、造幣局の純金干支メダルや桜の通り抜け記念メダルの金は、造幣局の販売ページで「純金・約95g」とされています。田中貴金属の2026年10月20日17時の金の店頭買取価格22,773円/g(税込)で計算すると、金の量だけで約2,163,435円です。

これは記事執筆日時点の参考値で、地金の価格です。メダルの買取価格そのものではなく、実際の提示額は店の単価や手数料、純度の判定で変わります。

それでも、この数字を知らずに店へ行くのと、知って行くのとでは、提示額の受け止め方がまるで違いますよね。

銀のメダルなら、目安はこう変わる

銀のメダルでも、同じように計算できます。例えば、SV925の刻印がある50gのメダルなら、田中貴金属の同じ日時の銀の店頭買取価格304.15円/gをもとに、銀の量だけで約14,067円です。

金のメダルと比べると、ずいぶん小さな金額に感じるかもしれません。だからこそ、銀のメダルは「店が受け付ける条件」を先に確かめておくことが大切なんです。

RE:TANAKAとコメ兵は、銀のメダルは刻印があり1件あたり10g以上の物を対象にすると書いています。刻印が見つからない銀色のメダルは、記念メダルの取り扱いを公式に書いている店に相談してみましょう。

記念メダルを高く売る5つの準備の図解

刻印の読み方は記念メダルの刻印の見方、家での量り方は記念メダルの重さの量り方で詳しく紹介しています。

造幣局のホールマークがあれば、見落とさない

造幣局の品位証明(ホールマーク)は、日の丸とひし形の中の数字(999・750・925など)でできた印です。今の造幣局製の金・銀メダルには、裏面や側面に打たれています。

RE:TANAKAは、造幣局検定マークなどがあり、純金の刻印がある円形のメダルを「K24特定品」として、通常のK24より高い単価で買い取ると案内しています。2026年10月21日9時30分の発表では、K24特定品が21,411円/g、K24が20,953円/gでした。

この印を店に伝えずに出すと、もったいないことになりかねません。見つけたら「造幣局のマークがあります」とひと言添えてみてください。

準備2:買取価格表と当日の公表価格を見比べる

先に結論

買取店の価格表は、金額の性質が店ごとに違います。「過去最高の実績」なのか「今日の1g単価」なのかを見分けてから参考にしましょう。

「記念メダル 買取価格表」と調べると、高価買取をうたう店の価格表がたくさん出てきます。ただ、同じ価格表でも、数字の意味がまったく違うことがあるんです。

店公開している金額の性質
田中貴金属その日の地金の店頭買取価格(1gあたり・手数料は含まない)
おたからや今日の1g単価、銀・金のメダルは2026年1月29日時点の過去最高買取実績(記念メダル各ページはASK)
RE:TANAKAその日のリサイクル価格(1gあたり・鑑定料・手数料込み)
買取大吉品名と金額の参考価格(重量・日付の記載なし)
なんぼや買取した当時の実績(日付の記載なし)
金貨買取本舗品目ページに表示されたその日の買取価格

例えば、おたからやの「24金 干支メダル 亥 95.4g 2,817,900円」は、2026年1月29日時点の過去最高買取実績です。今日この金額で売れる、という意味ではありません。

店の「今日の1g単価」も基準が違う

おたからやは「今日の参考買取相場 2026年10月20日14:00更新」として、24金を22,938円/gと公開しています。この24金の価格は、ホールマーク付きのメダルや小判など、特定の製品を基準にした参考買取価格だと注記されています。

田中貴金属の22,773円/gは地金の店頭買取価格、RE:TANAKAの価格は鑑定料・手数料込みのリサイクル価格です。どれも基準が違うので、並べてどこが高いとは言えません。

自分のメダルに近い基準の数字はどれか、注記まで読んで選ぶのがコツです。

価格表の数字が自分のメダルに当てはまるかは、素材と重さが同じかで判断します。重さが書かれていない参考価格は、1枚の目安としては使いにくいと考えておきましょう。

相場が高い時期を待つべき?

『金が値上がりしている今のうちに売った方が得?』と迷う方もいるはずです。ただ、金の値段がこの先どう動くかは、誰にも分かりません。

過去の事実として、造幣局の純金メダルコレクション(26mm・約15g)の販売価格は、2024年の212,000円から2026年の530,000円に上がりました。造幣局は地金価格の高騰による変更だと説明しています。

金の値段で記念メダルの価値が大きく動く、という例です。売る時期を予想するより、売ると決めた日に正しく比べることに力を使いましょう。

準備3:同じ日に2〜3軒で査定を受ける

メダルを持っている人

1軒目でそこそこの金額を言われたら、そこで売っちゃってもいいですよね?

案内役

気持ちは分かります。でも、記念メダルは店によって見方が分かれるので、同じ日にもう1軒だけでも見てもらうと安心ですよ。

先に結論

記念メダルは、素材の値段だけで見る店と、収集品としての評価も加える店に分かれます。同じ日に2〜3軒で査定を受けて、提示額と内訳を比べましょう。

買取大吉はコラムで、記念メダルの査定額は「鑑定士によって大きく変わります」と書いています。希少性を加味する店と、素材の価値だけで査定する店に分かれるからだそうです。

金の値段は毎日変わるので、日を変えて比べると、店の差なのか相場の差なのかが分からなくなります。比べるなら同じ日が基本です。

査定を比べる時に聞くこと
  • メダルごとの提示額の内訳
  • 金・銀として見た金額か、記念品としての評価も入っているか
  • 手数料が引かれているか、提示額にすべて含まれているか
  • その金額が何日まで有効か

査定の場で使える言い方

提示額を聞いた時、どう返せばいいか迷いますよね。こんな言い方なら、角を立てずに内訳を聞けます。

  • 「このメダルは、金の重さで計算した金額ですか。記念品としての評価も入っていますか」
  • 「今日はもう1軒見てもらう予定なので、メダルごとの金額をメモしてもいいですか」
  • 「この金額から、ほかに引かれるものはありますか」

内訳を聞いておけば、2軒目で同じメダルの金額を比べられます。1軒目の店に戻る時も、話がスムーズに進みます。

組み合わせ方の例を挙げると、地金の値段で見る店を1軒、記念メダルの専用ページがある店を1軒、というように見方の違う店を選ぶと差が分かりやすくなります。

店ごとの違いは記念メダルの買取店を比較、選ぶ時の条件は記念メダルの買取店の選び方にまとめています。

PR|金・銀・記念メダルの買取

記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

準備4:ケース・保証書をそろえ、磨かずに出す

先に結論

ケースや保証書はそろえて一緒に出しましょう。黒ずみは磨かずに、ほこりを払う程度にとどめます。

買取大吉は、高く売るポイントとして「ギャランティカードや外箱内箱は売却時にしっかりそろえて出した方が査定評価は高くなります」と書いています。

付属品が見つからなくても、あきらめなくて大丈夫です。おたからやは、付属品がない本体のみでも査定すると案内しています。

やること理由(公式サイトの書き方)
ケース・保証書をそろえる買取大吉「そろえて出した方が査定評価は高く」
未開封ならそのまま出すおたからや「未開封であればさらにプラス査定に繋がる」
黒ずみを磨かないおたからや「決して磨かずにそのままお持ち込みください」
ほこりは軽くふく買取大吉「柔らかい布で軽くふいておく」
よくある失敗

銀のメダルの黒ずみを、研磨剤や薬品できれいにしてしまうことがあります。おたからやは、無理に磨くと細かな傷がつき、収集品としての価値を下げるおそれがあると書いています。

しおりや保証書の「材質」の欄を読んでおく

ケースの中に入っているしおりや保証書には、材質や重さが書かれていることがあります。刻印がすり減って読めない時の手がかりになるんです。

例えば「材質 純銀」「品位 1000」のように書かれていれば、銀のメダルとして見てもらう話が早く進みます。反対に「純銅」「金鍍金」とあれば、貴金属としての値段は期待しにくいと分かります。

読めた内容はメモして、しおりや保証書もメダルと一緒に持って行きましょう。査定の時に「しおりにはこう書いてあります」と伝えるだけで、説明が分かりやすくなりますよ。

付属品と査定の関係はケース・箱・保証書がない記念メダルは売れる?で詳しく紹介しています。

準備5:まとめて出す物を決める

先に結論

金・銀のメダルだけでなく、記念コインや古銭など一緒に見てもらえる物をまとめると、査定の手間が一度で済みます。まとめ売りで上乗せがあると書いている店もあります。

買取大吉は「まとめて売る」ことを高く売るポイントに挙げ、「査定額の上乗せも可能になる」と案内しています。

ただ、まとめるのは「売ると決めた物」だけにしましょう。家族の思い出として残したい物まで一緒に出すと、その場の流れで手放してしまうことがあります。

まとめて出す前の仕分け
  1. 売る物と残す物を、家族と相談して分ける
  2. 売る物を金・銀・銅とメッキに分ける
  3. 金・銀は刻印と重さをメモし、ケースとセットにする
  4. 銅・メッキは記念品として見てくれる店に回す

記念硬貨が混ざっていたら、分けておく

記念メダルの箱の中に、同じ行事の記念硬貨が混ざっていることもありますよね。例えば東京オリンピックの時は、記念メダルとは別に1000円銀貨と100円銀貨が出ています。

記念硬貨は法律で決まったお金で、額面で使うことができます。一方、記念メダルは貨幣ではありません。

扱いが違うので、査定に出す前に「メダル」と「硬貨」を分けておくと、説明を聞く時に混乱しません。見分け方は記念メダルと記念硬貨の違いで紹介しています。

銅・メッキのメダルはどう扱う?

銅やメッキのメダルは、金や銀のように重さから目安を出すことができません。公式サイトの書き方も店によって分かれています。

店銅・メッキのメダルについての公式の書き方
おたからやメッキ製品は「デザインや記念品としての希少性を中心に評価」
ザ・ゴールド他社で断られたメッキ製品も買い取ると案内
買取まねきや東京オリンピックの銅メダル(丹銅製)の買取例を店舗ブログに掲載
バイセル丹銅の銅メダルは「素材価値はほとんどありません」
コメ兵・RE:TANAKAメッキ品は買取できないと案内

銅やメッキのメダルは、無理に高値を期待するより、記念品として見てくれる店に相談するのが現実的です。値段がつかなかった時は、家族の記念として残すのも一つの選び方ですよ。

記念メダルの査定を比べる時のチェックの図解

高く売りたい人の相談に答えます

Yahoo!知恵袋でも、記念メダルを高く売りたいという相談がたくさんありました。代表的な3つにお答えします。

純金メダルを売ると、金の時価からいくら手数料が引かれる?

新聞の折込チラシの買取業者で、品質証明付きの純金メダルを売りたい。金の時価×グラム数から、どのくらい手数料が引かれるのか、という相談です。

手数料の扱いは店ごとに違います。RE:TANAKAは公表するリサイクル価格に鑑定料・手数料を含めていて、別に手数料はかからないと案内しています。

買取大吉は買取手数料を無料と書き、なんぼやは記念硬貨のページで精錬手数料をいただいていないと書いています。査定の時に「この金額から引かれる手数料はありますか」と聞いておけば、あとで驚くことはありません。

1964年の東京オリンピックのメダル、今は高く売れる?

1964年の東京大会の記念メダルが高く売れるか知りたい、という相談です。

このメダルは造幣局製で、金は18金、銀はスターリング・シルバー、銅は丹銅です。値段の土台は素材なので、金のメダルと銀・銅のメダルでは大きく差がつきます。

詳しくは1964東京オリンピック記念メダルの買取価格で、金・銀・銅ごとの目安の出し方を紹介しています。

昔もらったスポーツ大会の銀色のメダル、銀の高騰で高く売れる?

45年前の学生時代にスポーツ大会でもらった、銀色の丸いメダルが高く売れるか、という相談もありました。

まずは刻印を探してみてください。SV925などの刻印があれば銀として値段がつきますが、銀色でも銀ではないメダルもあります。大会のメダルの素材についてはスポーツ大会のメダルは売れる?で紹介しています。

よくある質問

記念メダルの高価買取をうたう店なら、どこでも高く売れますか?

「高価買取」は店の案内の言葉なので、それだけでは判断できません。素材と重さから目安を出し、同じ日に2〜3軒で提示額と内訳を比べてみてください。

買取相場が高い記念メダルはどれですか?

素材が金のメダルほど、値段は高くなりやすいです。純金やK18の刻印があり、重さのあるメダルは、金の量だけでも大きな金額になります。

買取価格表の金額で売れますか?

そのとおりになるとは限りません。過去最高の実績や重さの無い参考価格など、価格表の数字の性質は店ごとに違うので、注記まで読んでから参考にしましょう。

銅のメダルを高く売る方法はありますか?

銅や丹銅には貴金属としての値段がつきにくいです。記念品としての評価を加えると書いている店に相談し、金・銀のメダルとは分けて考えましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 記念メダルの値段の土台は、含まれる金・銀・プラチナの量
  • 刻印と重さを確かめ、素材としての目安を計算しておく
  • 価格表の数字は、実績・参考価格・当日の単価など性質がさまざま
  • 同じ日に2〜3軒で査定を受け、内訳と手数料を比べる
  • ケース・保証書はそろえ、黒ずみは磨かずに出す

素材ごとの値段の考え方と売る順番は、記念メダルの買取ガイドにまとめています。提示額が思ったより低かった時は、記念メダルの査定が思ったより安い理由で確かめてみてください。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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