メダルの刻印の見方|K18・SV・純金・24KT・ホールマークの意味

無地の金色・銀色のメダルとルーペのイメージ、「メダルの刻印の見方」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

金色のメダルの縁に、小さく「24KT」と打ってありました。これってどういう意味なんでしょう?

案内役

メダルの刻印は、どの金属がどれくらい入っているかを表す印なんです。読み方さえ分かれば、値段の見当をつける一番の手がかりになりますよ。

メダルの裏や縁に、米粒より小さな文字が打たれていることがありますよね。『何かの記号みたいだけど、読み方が分からない』という方も多いはずです。

結論から言うと、メダルの刻印は「金属の記号」と「数字」を組み合わせて読みます。この記事では、よく見る刻印の意味と、造幣局のホールマークの見方、刻印が無い時の確かめ方をお伝えします。

目次

メダルの刻印はどこに打たれている?

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刻印は、メダルの裏面か縁(側面)に打たれていることが多いです。表の図柄の中には、まず入っていません。

造幣局の今の記念メダルを見ると、打つ場所は素材ごとに決まっています。販売ページに打刻の位置まで書かれているんです。

造幣局のメダル刻印の場所
桜の通り抜け記念メダル 金(純金)裏面
桜の通り抜け記念メダル 銀(純銀)側面
純金干支メダル・純金メダルコレクション裏面
国宝章牌 金・銀章牌の裏面
記念貨幣発行記念メダル(純銀)側面

ほかの記念メダルでも、裏面の下の方や縁に打たれていることがよくあります。縁の刻印は、メダルを指でくるっと回しながら光に当てると見つけやすいですよ。

刻印を見つける手順
  1. 明るい場所で、メダルをケースから出す
  2. 裏面の下の方や、図柄の外側の余白を見る
  3. 縁を回しながら、光に当てて文字を探す
  4. スマートフォンのカメラで拡大して撮る
  5. 撮った写真で、文字を最後まで読む

よく見る刻印の意味一覧

メダルを持っている人

K18とか、SV925とか、色々あってこんがらがります…。

案内役

アルファベットが金属の種類、数字が割合だと覚えておくと読みやすいですよ。後ろにGPが付くかどうかも大事なポイントです。

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Kは金、SVは銀、Ptはプラチナです。後ろにGP・AGP・PTPが付けば、表面だけのめっきになります。

刻印素材割合
K24・24K・純金・999・1000純金1000分の999以上
K22・91622金1000分の916
K18・18K・75018金1000分の750
K14・58514金1000分の585
SV1000・純銀・999純銀1000分の999以上
SV925・STERLING・SILVERスターリングシルバー1000分の925
Pt1000・Pt950・Pt900プラチナ数字のとおり
GP・24KGP金めっき中身は別の金属
AGP銀めっき中身は別の金属
PTPプラチナめっき中身は別の金属

金の割合と記号の対応は、造幣局の品位区分の表に沿っています。造幣局は999をK24、916をK22、750をK18、585をK14に当てています。

24KTはどういう意味?

「24KT」は、24カラット、つまり24金を表す書き方として使われることがある表記です。ただ、造幣局の品位区分の表に出てくるのはK24や999の形です。

24KTの文字だけで純金と決めずに、店で確かめてもらうと安心です。後ろにGPが続いていないかも、あわせて見ておきましょう。

K24とK18では値段の目安がこれだけ違う

刻印の数字が違うと、同じ重さでも値段の目安が大きく変わります。田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格は、1gあたり22,773円(税込)でした。

刻印10gの金の量で見た目安30gの金の量で見た目安
K24(純金)227,730円683,190円
K18170,798円512,392円
K14133,222円399,666円

これは地金の値段に純度と重さをかけた計算値で、記事執筆日時点の参考値です。メダルの買取価格そのものではなく、実際の提示額は店の判定や手数料で変わります。

メダルの刻印の読み方をまとめた図解

造幣局のホールマークの見方

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日の丸とひし形を組み合わせ、中に999や750などの数字が入った印が、造幣局の品位証明(ホールマーク)です。造幣局が金属の割合を試験して証明した、という意味になります。

造幣局は、事業者からの依頼で貴金属製品の品位を試験し、合格した物にこの印を打っています。昭和4年に始まった制度だと、造幣局の年史に書かれています。

ここで気をつけたいのは、「K18」「Pt900」の文字そのものは造幣局の印ではないことです。造幣局も「K18とだけ刻印のある金製品は、造幣局で品位を証明したものではありません」と書いています。

ひし形の中の「1000」は999と同じ

古いメダルには、ひし形の中に「1000」と入ったものがあります。造幣局によると、平成24年4月より前に受け付けた「1000」表示は、今の「999」と同じ品位を証明したものです。

『1000の方が純度が高いのでは』と思うかもしれませんが、どちらも純金・純銀の印と読んで大丈夫です。

ホールマークがあれば造幣局が作ったメダル?

実は、そうとは限りません。ホールマークは、造幣局が品位を証明したという印で、メダルを作った所を表すものではないんです。

民間の業者が作ったメダルでも、造幣局に品位の試験を頼めばこの印が打たれます。逆に、制度は任意なので、マークの無い本物の金・銀の製品もあります。

買取店でもホールマークは目印になる

田中貴金属のRE:TANAKAは、造幣局検定マークまたはホシエスマークがあり、純金・K24・1000・999の刻印がある円形のメダルを「K24特定品」として扱っています。通常のK24より高く設定した単価で買い取る仕組みです。

RE:TANAKAの公式サイトの価格の説明ページに、K24特定品の前提条件と対象の品目が表で載っています。2026年10月21日9時30分発表のリサイクル価格では、K24特定品が21,411円、K24が20,953円でした。

おたからやも、24金の掲載価格は「ホールマーク(造幣局刻印)付きのメダルや小判など、特定の製品を基準とした参考買取価格」だと注記しています。刻印を確かめてから持ち込むと、話が早く進みますよ。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

刻印が無いメダルはどう確かめる?

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刻印が見つからなくても、すぐに偽物と決めないでください。銅のメダルや古いメダルには、刻印が無いこともよくあります。

造幣局の今の銅メダル(丹銅)は、販売ページに刻印の記載がありません。銅のメダルは、刻印が無いのが普通と考えてよいでしょう。

1964年の東京オリンピックや1970年のEXPO’70の記念メダルにホールマークがあるかは、公的な資料で確認できませんでした。昔のメダルは、刻印の有無だけでは判断しにくいんです。

手がかり見るところ
箱・ケース内側やふたの裏の素材の表記
保証書・しおり材質・品位・重さの欄
重さと大きさ同じ大きさでも金はずっしり重い
店の機器刻印が無くても素材を調べてもらえる

おたからやは、刻印に加えて専用の機器でメダルの素材を特定すると案内しています。刻印が無い時こそ、店で見てもらうのがいちばんです。

よくある失敗

刻印を探そうとして、ケースの上から強くこすったり、縁を削ったりしてしまうことがあります。傷が増えるだけなので、拡大して見るだけにしておきましょう。

メダルの刻印でよくある相談

刻印の意味は、Yahoo!知恵袋でもたびたび質問されています。よく見かける3つの相談に答えます。

縁の「24KT」は純金という意味?

冒頭の相談と同じように、24KTの刻印の意味を知りたいという声がありました。24KTは24金を表すことがある書き方ですが、刻印だけで決めるのは早いです。

GPが続いていないか確かめた上で、店の機器で調べてもらいましょう。純金なら純金メダルの買取で、重さからの計算もできます。

刻印が無いのに「12gの24金」と言われた

刻印が無いメダルなのに、人から12gの24金だと言われたけれど本当か、という相談もありました。気になりますよね。

刻印の無いメダルは、言われた素材をそのまま信じず、店で素材を確かめてもらうのが安心です。重さは家でも量れるので、店で見てもらう前に記録しておきましょう。

ひし形の中に「1000」とある金色のメダル

裏面に日の丸とひし形があり、中に1000と彫られた金色のメダルの相談もありました。これは造幣局のホールマークの形で、古い表示の純金を表しています。

ただ、前に書いたとおり、マークがあっても造幣局が作ったメダルとは限りません。何の記念メダルかは、表の文字や箱で確かめていきましょう。

刻印が無いメダルを確かめる順番の図解

よくある質問

メダルの刻印はどこを見ればいいですか?

裏面の余白か、縁(側面)を見てください。造幣局の今の記念メダルでは、金は裏面、銀は側面に打たれていることが多いです。

K18と刻印があれば、造幣局が証明した18金ですか?

いいえ。造幣局は、K18とだけ刻印のある金製品は造幣局で品位を証明したものではないと書いています。造幣局の証明はひし形の中に750と入ったホールマークです。

銀メダルの刻印「SILVER」だけでも純銀ですか?

純銀とは限りません。日本ジュエリー協会の規定では、SVやSILVERだけを打つ場合は925‰以上とされています。古い物や海外の物はこの決まりどおりとは限らないので、店で確かめてもらいましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 刻印はメダルの裏面か縁にあることが多い
  • Kは金、SVは銀、Ptはプラチナ、GP・AGP・PTPはめっき
  • 日の丸とひし形の中の数字が造幣局のホールマーク。1000は999と同じ
  • ホールマークは品位の証明で、作った所の証明ではない
  • 刻印が無くても偽物とは限らず、店の機器で素材を調べてもらえる

記念メダル全体の売り方は記念メダルの買取ガイド、純銀のメダルの計算は純銀メダル・銀メダルの買取で紹介しています。メッキの刻印についてはメッキのメダルは売れる?もあわせてどうぞ。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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