周年記念のメダルは売れる?会社・団体の創立記念や百周年メダルの扱い

無地の銀色・金色のメダルとはかりのイメージ、「周年記念メダルは売れる?」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

父の遺品に、勤め先の創立記念や団体の百周年記念のメダルがいくつかありました。こういう周年記念のメダルって売れるんですか?

案内役

素材が銀や金なら、重さで値段がつきますよ。社名が入っていても査定は頼めるので、まずは刻印を見てみましょう。

会社や団体の周年記念のメダルは、関わった人に配られた記念品であることが多いですよね。お店で売っていた物ではないので、値段の見当がつかないという方も多いはずです。

結論から言うと、周年記念のメダルが売れるかどうかは素材で決まります。純銀や金なら重さに応じて値段がつき、銅やメッキなら貴金属としての値段はつきにくいです。

この記事では、周年記念のメダルの素材の確かめ方と、売る前に考えておきたいことをお伝えします。

目次

周年記念のメダルが売れるかは素材しだい

見るべきところ

創立記念・百周年記念などのメダルは、贈り主の名前より「何でできているか」で値段が決まります。純銀や金の刻印があるかを、まず確かめましょう。

周年記念のメダルは、会社・役所・学校・地域の団体など、贈り主がいろいろです。作った所も素材も1枚ごとに違うので、名前から値段は分かりません。

『非売品だから、珍しくて高いのでは』と期待する方もいますよね。おたからやは公式サイトのよくある質問で、この点に触れています。非売品や限定品のメダルの中には、特定のコレクターにとって価値のある物もある、という答えです。

ただ、収集品としての値段がつくかどうかは、店によって見方が違います。金額の目安を出せるのは、金や銀の量の分だけです。

贈り主の例よくある名前値段の決まり方
会社創立○周年記念・永年勤続素材しだい
役所・公的機関○○百年記念素材しだい
消防団・町内会など結成○周年・百年記念素材しだい
学校・同窓会創立○周年記念素材しだい

造幣局も自分の周年記念メダルを作っている

造幣局の年史には、造幣局創業百周年記念メダルを作ったことが書かれています。ただ、仕様は確認できませんでした。

造幣局は閣議決定により、受注できるのは「公共性の高い金属工芸品」に限られると説明しています。会社や団体のメダルを、造幣局製と決めつけないでおきましょう。

銀製の周年記念メダルはいくら?

メダルを持っている人

「SV925」と打ってあるメダルで、量ったら30gでした。どのくらいの金額になりますか?

案内役

SV925は銀が92.5%の合金ですね。銀の価格に割合と重さをかければ、目安が出せますよ。

銀の値段は、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した店頭買取価格で1gあたり304.15円(税込)でした。手元のメダルの重さを仮に置いて、いくつか計算してみます。

前提にした刻印と重さ素材の量だけで見た目安(計算値)
SV925で30gなら約8,440円
純銀で135gなら約41,060円
K18で3gの記念章なら約51,239円

この表は、記事執筆日時点の地金の価格を当てはめた参考値です。メダルの買取価格そのものではなく、店の単価や手数料で提示額は変わります。

金の記念章は小さくても、1gあたりの値段が高いぶん、銀の大きなメダルより目安が上になることもあるんですね。

銀のメダルの計算は純銀メダル・銀メダルの買取でも詳しく紹介しています。

周年記念のメダルの素材と値段の目安を確かめる図解
周年記念のメダルを見る時のチェック
  • 裏や縁にSV1000・SV925・K18などの刻印があるか
  • GPや金めっきの表示が無いか
  • ケースや添え状に素材が書かれていないか
  • メダル本体だけの重さを量ったか

社名や名前が入ったメダルはどうなる?

名入れでも査定は頼める

社名・団体名・受け取った人の名前が刻まれていても、査定を頼むことはできます。金や銀のメダルなら、名前で素材の価値が変わることはありません。

おたからやは、大会の名称や個人の名前、日付が刻まれた記念メダルでも査定すると答えています。純銀製なら、刻印の内容に関わらず銀の純度と重さに基づいた価値がある、という説明です。

ただ、社名や団体名が入った品を売ることに、気が引ける方もいますよね。店では「社名が入っていますが、銀の分を見ていただけますか」と最初に伝えておくと、話がスムーズです。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

周年記念のメダルについてよくある相談

知恵袋にも、周年記念のメダルにまつわる相談が寄せられていました。似た悩みが多い3つにお答えしますね。

税関百周年の銀製記念メダルの相場は?

税関百周年の銀製の記念メダルの相場を知りたい、という相談がありました。銀製なら、刻印で純度を確かめ、重さをかければ目安が出せます。

例えば純銀で135gなら、上の表のとおり約41,060円が銀の量だけで見た目安です。重さが分からない時は、キッチンスケールで量ってみてください。

父の遺品に消防団百年記念のメダルがあった

父親の遺品を整理していたら、消防団百年記念のメダルが出てきたという相談もありました。団体の記念品は、素材が銅やメッキのこともあれば、銀のこともあります。

刻印が無い時は、店で素材を調べてもらいましょう。値段がつかなかった時は、記念として家族の手元に残すのも自然な選び方ですよ。

貸したお金の代わりに記念メダルを渡された

職場の人にお金を貸したら、裁判所百年の記念メダルを代わりに渡された、という相談もありました。換金できるのか、という内容です。

記念メダルはお金ではないので、額面のように決まった金額で使うことはできません。換金できるかどうかは、メダルの素材を買取店で見てもらって初めて分かります。

周年記念のメダルはどこに相談する?

メダルを持っている人

普通の買取店に持って行っていいものか、迷ってしまいます。どこに相談すればいいですか?

案内役

銀や金なら、貴金属を扱う買取店で大丈夫ですよ。記念品としての評価も聞きたい時は、記念メダルを幅広く扱う店にも当たってみましょう。

買取店によって、記念メダルの見方は少しずつ違います。主な違いを並べると、こうなります。

店の例公式サイトに書かれていること
RE:TANAKA(田中貴金属)貴金属以外の価値は評価しない。銀は刻印があり1件10g以上
おたからや企業や自治体の記念品、永年勤続のメダルも相談できる
買取大吉希少性も見る店と素材だけの店があるので、相見積もりがおすすめ

『地金だけで見る店』と『記念品としても見る店』の両方に聞くと、提示額の理由が分かりやすくなります。1店で決めず、説明を聞き比べてみてください。

売る前に確かめておきたいこと

団体の決まりを確かめる

団体によっては、記念章やメダルを返す決まりがあることがあります。貸し出された物を、もらった物と思い込んで売らないようにしましょう。

周年記念のメダルを売るまで
  1. 贈り主と記念の名前を、ケースや添え状で確かめる
  2. 返す決まりが無いか、分からなければ団体に聞く
  3. 刻印を確かめて、本体だけの重さを量る
  4. 2〜3の店で素材と値段の説明を聞く
  5. 納得できたら売る

ケースや添え状が無くても、査定は頼めます。付属品が無い時の扱いはケース・箱・保証書がない記念メダルは売れる?で紹介しています。

周年記念のメダルを売る前に確かめることの図解

よくある質問

会社の創立記念のメダルは売れますか?

素材が金や銀なら、重さに応じて値段がつきます。銅やメッキなら、貴金属としての値段はつきにくいです。

百周年記念の銀のメダルはいくらですか?

純銀135gなら、2026年10月20日の田中貴金属の公表価格で約41,060円が銀の量だけで見た目安です。実際の提示額は店で変わります。

社名入りのメダルを売っても問題ありませんか?

査定は頼めます。ただ、団体に返す決まりがある品もあるので、分からない時は売る前に確かめておきましょう。

自衛隊の艦や部隊の記念メダルも売れますか?

考え方は同じで、素材が金や銀なら重さで値段の目安が出せます。部隊の記念品として配られた物は、返す決まりが無いかも確かめておきましょう。

表彰でもらったメダルも同じ考え方ですか?

はい、素材で値段の土台が決まる点は同じです。表彰メダルについては別の記事で紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • 周年記念のメダルが売れるかは、贈り主より素材で決まる
  • 銀や金の刻印があれば、重さで目安が出せる
  • 社名や名前が入っていても査定は頼める
  • 返す決まりが無いか、売る前に確かめる

表彰でもらったメダルが混ざっていたら、表彰メダルは売れる?も参考にしてみてください。記念メダル全般の売り方は記念メダルの買取ガイドで紹介しています。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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