スポーツ大会のメダルは売れる?入賞メダル・完走メダルの素材と扱い方

無地の金色・銀色・銅色のメダルとリボン、ルーペのイメージ、「大会のメダル売れる?」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

押し入れを片付けていたら、子どもの頃のスポーツ大会のメダルがたくさん出てきました。これって売れるんでしょうか?

案内役

メダルの素材しだいですね。金や銀でできていれば重さで値段がつきますが、そうでなければ値段はつきにくいんです。まずは刻印を見てみましょう。

市民大会の金メダル、少年野球の優勝メダル、マラソンの完走メダル。思い出の品なのに、数が増えると置き場所に困りますよね。『捨てるのはしのびないけど、売れるなら売りたい』という方も多いはずです。

結論から言うと、スポーツ大会のメダルが売れるかどうかは、素材が金や銀かどうかでほぼ決まります。色が金色でも、中身が金とは限りません。

この記事では、大会のメダルの素材の確かめ方と、売れる時・売れない時のそれぞれの扱い方をお伝えします。

目次

スポーツ大会のメダルは売れるの?

結論から

金や銀でできた大会のメダルは、重さに応じて買取の値段がつきます。刻印の無い金色・銀色のメダルは、貴金属でない物も多く、値段がつかないこともあるんです。

一口に「大会のメダル」と言っても、いろいろな種類がありますよね。売れるかどうかの見込みを、種類ごとにざっくり並べてみます。

メダルの種類よくある場面売れるかの見込み
学校・少年団の入賞メダル運動会、地区大会、市民大会刻印が無ければ値段はつきにくい
マラソンの完走メダル市民マラソン、ロードレース素材の値段はつきにくい。集める人はいる
団体の大会の記念メダル全国大会、周年記念の大会素材しだい。刻印があれば相談できる
優勝記念のメダル優勝チームの記念品素材しだい。金・銀なら重さで値段
オリンピックの記念メダル大会の資金集めで一般に販売金・銀なら重さで値段がつく

表の一番下のオリンピックの記念メダルだけは、少し事情が違います。1964年の東京オリンピックの記念メダルは、金が18金、銀がスターリング・シルバーだと国会で説明されているんです。

それ以外の大会のメダルは、素材を公表していないことがほとんどです。だからこそ、手元のメダルを見て確かめることが大切になります。

「金メダル」と「金でできたメダル」は別の話

大会の金メダルは、1位の印として金色をしたメダルのことです。金という金属でできているかどうかは、また別の話なんですね。

実は、オリンピックの金メダルでさえ純金ではありません。文部科学省の資料では、東京2020の金メダルは「銀製の円盤に6グラム以上の純金で金張りしたもの」と説明されています。

金色のメダルの見分け方は、金メダルは売れる?「金メダル」の素材と買取価格の確かめ方でも詳しく紹介しています。

大会のメダルは何でできている?刻印で分かること

メダルを持っている人

メダルを裏返してみたら、小さな文字が打ってありました。これで何か分かりますか?

案内役

分かりますよ。「K18」や「SV925」のような文字なら、金や銀の純度を表しています。逆に何も無ければ、外からは素材を判断できないんです。

結論から

金や銀のメダルには、純度を表す刻印が打たれていることが多いです。刻印の意味を知っておくと、店に持ち込む前に売れるかどうかの見当がつきます。

刻印は、縁の側面や裏面の下の方に小さく打たれていることが多いです。スマホのカメラで拡大して撮ると、読み取りやすくなりますよ。

刻印の例意味大会のメダルでの見方
K24・純金・999純金小さくても値段がつく
K18・750金75%の合金重さ×75%が金の量
SV1000・純銀純銀重さで値段がつく
SV925・STERLING銀92.5%の合金重さで値段がつく
SILVER(数字なし)銀の表示店で純度を確かめてもらう
GP・金めっき表面だけ金貴金属としての値段はつきにくい
刻印なし素材が分からない貴金属でないことも多い

日本ジュエリー協会の表示規定では、「SV」や「SILVER」だけを表示する時は、銀の純度が925以上でなければならないとされています。また、金めっきは「GP」と表すことになっています。

ただ、これは協会の会員向けのルールです。古いメダルや海外の品が、すべてこのとおりに刻印されているとは限りません。

銀色のメダルでも銀とは限らない

銀色でぴかぴかしたメダルを見ると、『これは銀かも』と思いますよね。ところが、銀によく似た色の合金もあるんです。

日本ジュエリー協会の資料では、洋白(洋銀)を「銀に似た色調」の合金で「銀の一種と間違われやすい」と説明しています。銀色だけで判断せず、刻印を探してみてください。

刻印を探す時のポイント
  • 明るい窓辺でメダルを斜めに傾けて見る
  • 縁の側面も1周ぐるりと確かめる
  • スマホのカメラで拡大して撮る
  • リボンの金具ではなくメダル本体を見る
  • 見つけた文字をメモしておく

金属として売れるメダル・値段がつきにくいメダル

結論から

金・銀・プラチナのメダルは、重さ×純度×その日の価格で値段の目安が出せます。銅・合金・メッキのメダルには公表価格が無く、貴金属としての値段はつきにくいです。

素材が金や銀だと分かったら、田中貴金属の公表価格で目安を出してみましょう。2026年10月20日17時の店頭買取価格(税込)は、金22,773円/g、銀304.15円/gでした。

素材と重さ(例)素材の量だけで見た目安(計算値)
K18で3gなら51,239円
K18で10gなら170,798円
純銀で30gなら9,124円
SV925で30gなら8,440円
SV925で50gなら14,067円

ここでの金額は、記事を書いた日の地金の価格から出した目安にすぎません。大会のメダルの買取価格として約束された数字ではないので注意してくださいね。

銀は金のおよそ75分の1の単価です。同じ重さでも、金と銀では値段の桁が変わってくるんですね。

重さはメダル本体だけで量る

目安を出す時の重さは、メダル本体だけの数字を使います。リボンや金具、ケースまで一緒に量ると、実際より重く出てしまうんです。

リボンが外せない時は、リボンを皿の外に垂らして量ると、ずれが小さくなりますよ。0.1g単位で量れるキッチンスケールがあると便利です。

量る物目安の計算に使うか
メダル本体使う
リボン・ひも外すか、皿の外に出す
金具・留め具外せなければ、金具付きだと店に伝える
ケース・台座使わない

店によって扱いが違うことも

貴金属の値段だけで買い取る店では、条件がはっきり決まっています。例えば田中貴金属のRE:TANAKAは、銀のメダルに「銀の含有を表す刻印または品位刻印」があり、1件あたり10g以上であることを条件にしています。

メッキの品の扱いは、店によって違います。主な店の公式サイトの書き方を並べると、次のとおりです。

店メッキの品についての公式の書き方
RE:TANAKA(田中貴金属)メッキ品等は買取できない
コメ兵GP(金メッキ)、GF(金張り)表記がある物は買取できない
おたからやメッキ製品はデザインや記念品としての希少性を中心に評価
ザ・ゴールドメッキ製品も買い取ると明記

金色でもGPの刻印があるメダルは、メッキを扱う店に相談した方が話が早いです。店に電話で「GPと刻印のあるメダルも見てもらえますか」と聞いてみてください。

値段がつきやすいメダル
  • K24・K18など金の刻印がある
  • SV1000・SV925など銀の刻印がある
  • ある程度の重さがある
値段がつきにくいメダル
  • 刻印がまったく無い
  • GPなどメッキの刻印がある
  • 軽くて薄い合金のメダル

素材ごとの売れる・売れないの見分け方は、メダルって売れる?売れるメダル・値段がつかないメダルの見分け方にもまとめています。

スポーツ大会のメダルが売れるかを素材で見分ける図解

名前や大会名が刻まれたメダルも売れる?

メダルを持っている人

メダルの裏に、子どもの名前と大会名が彫ってあるんです。こういうのも見てもらえますか?

案内役

見てもらえますよ。おたからやは、個人の名前や日付が刻まれた記念メダルでも査定すると答えています。銀でできていれば、名前があっても銀の価値は変わりません。

結論から

名前や大会名、日付が刻まれていても、査定を頼むことはできます。金や銀のメダルなら、その素材の価値は名前の有無に左右されません。

おたからやの公式サイトのよくある質問には、こう書かれています。大会の名称や個人の名前、日付などが刻印された記念メダルでも査定し、「純銀製のメダルであれば、刻印の内容に関わらず、銀の純度と重量に基づいた確実な資産価値」がある、という内容です。

『名前入りだと恥ずかしいな』と感じる方もいるかもしれませんね。気になる時は、店で「名前の部分はどう扱われますか」と聞いてみると安心です。

売る前に家族で一度話しておく

大会のメダルは、本人や家族にとって大事な記録でもあります。特に子どもの頃のメダルは、本人が大人になってから『残しておけばよかった』と思うこともあります。

売るか迷ったら、本人に一声かけてから決めるのがおすすめです。手元に残したいメダルと、手放してもいいメダルを分けておくと、店でも話が早く進みますよ。

大会のメダルを売る時の手順
  1. 残したいメダルと手放すメダルを家族で分ける
  2. 手放すメダルの刻印を確かめて写真に撮る
  3. 金・銀の物は1枚ずつ重さを量る
  4. 刻印がある物だけを持って買取店に行く
  5. 店で1gあたりの単価と重さの内訳を聞く

刻印のある金・銀のメダルがいくつかあるなら、一度プロに見てもらうと素材がはっきりします。査定だけで帰っても大丈夫ですよ。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

フリマやオークションで売る時の考え方

結論から

素材の値段がつかない大会のメダルでも、集めている人がいれば値段がつくことがあります。ただし、素材や由来を正しく書いて出品することが大前提です。

マラソンの完走メダルや観光地の記念メダルを、趣味で集めている人もいます。Yahoo!知恵袋にも、完走メダルなどの記念品を集めるのが趣味という人の投稿がありました。

こうしたメダルは、買取店より、フリマアプリやネットオークションの方が欲しい人に届きやすいことがあります。値段は買い手しだいなので、高く売れるとも安くなるとも言えません。

買取店とフリマ、どちらに出す?

迷った時は、素材で分けて考えると決めやすいです。金や銀の刻印があるメダルは買取店へ、刻印の無いメダルはフリマやオークションへ、という分け方ですね。

買取店なら、その場で現金化しやすく、素材の値段の説明も聞けます。フリマは、出品や梱包、発送の手間がかかる代わりに、欲しい人に直接届けられます。

出品する時に気をつけたいこと

出品する時は、素材を正しく書くことが一番大切です。刻印が無いのに『金メダル』『銀メダル』と書くと、買った人に金や銀だと誤解されてしまいますよね。

出品で書くこと書き方の例
大会名と年「〇〇市民マラソン 完走メダル」
素材刻印がある時だけ「SV925刻印あり」と書く
大きさと重さ「直径〇cm・重さ〇g」と量った数字を書く
付属品リボン・ケースの有無
名前の刻印名前が入っているか、写真で隠すか

個人の名前が刻まれているメダルを出品する時は、写真で名前が読めないようにしておきましょう。住所や学校名が分かるような書き方も避けておくと安心です。

フリマで売る時の注意点は、記念メダルはメルカリ・ヤフオクで売れる?で詳しく紹介しています。

よくある失敗

金色のメダルを「金メダル(金製)」と書いて出品してしまうことがあります。素材を確かめていない時は、「金色のメダル」「素材は不明」と正直に書いておきましょう。

スポーツ大会のメダルについてよくある相談

Yahoo!知恵袋には、大会のメダルにまつわる相談がいくつも寄せられています。よく似た3つの相談にお答えしますね。

小学生の陸上大会でとった金メダルは換金できる?

小学生のころに陸上大会でもらった金メダルや銀メダルは換金できるか、という相談がありました。とても多くの人に読まれている相談なので、同じことを考えている方が多いのだと思います。

答えは、刻印しだいです。K18やSV925などの刻印があれば、貴金属の買取店で重さに応じた値段がつきます。刻印が無ければ、金や銀ではない可能性が高く、値段はつきにくいです。

『せっかく1位をとったのに』と残念に思うかもしれませんね。でも、メダルの値打ちは素材の値段だけでは測れません。頑張った記録として残すのも、立派な選び方です。

優勝記念のメダルを店で見てもらったら価値が低いと言われた

プロ野球チームの優勝記念メダルを買取店で見てもらったら、価値があまりない金属だと言われた、という相談もありました。立派な記念品でも、素材が貴金属でなければ、買取店の値段はつきにくいんです。

こうした記念品は、素材の値段より、欲しい人がいるかどうかで値段が決まります。買取店で値段がつかなくても、集めている人には大事な品かもしれません。

遺品から全国大会の記念メダルが出てきた

親の遺品を整理していたら、消防団の全国大会の記念メダルが出てきたという相談もありました。団体の大会の記念メダルは、刻印を見て素材を確かめるのが第一歩です。

金や銀の刻印があれば、重さで値段の目安が出せます。刻印が無ければ、記念に残すか、ほかのメダルと一緒に買取店で見てもらうのがおすすめです。

補足

団体や大会から贈られたメダルは、その時の功績をたたえる品です。売る・残すのどちらを選んでも、家族が納得できる形で決めれば大丈夫ですよ。

売れなかった大会のメダルは残す?処分する?

メダルを持っている人

刻印の無いメダルばかりでした。値段がつかないなら、捨ててもいいんでしょうか?

案内役

もちろん処分しても大丈夫です。ただ、思い出の品なので、何枚か選んで残しておくのも一つの方法ですよ。

結論から

値段がつかないメダルは、残すか、自治体の分け方に合わせて処分します。メダルと一緒にトロフィーを出す時も、大きさで区分が変わる市があるので確かめておきましょう。

残すなら、飾る・まとめるのがおすすめ

全部を残すのは大変でも、思い出の強い数枚だけなら、場所を取りません。メダル用のケースや額に入れて飾ると、引き出しにしまうより見返す機会が増えますよ。

Yahoo!知恵袋にも、子どもが柔道の試合で入賞したメダルを入れるケースを探しているという相談がありました。飾るための入れ物を探している方は多いんですね。

処分する時は自治体の分け方を確かめる

メダルそのものをごみの品目に挙げている自治体のページは、見つかりませんでした。トロフィーについては、いくつかの市が分け方を案内しています。

市トロフィーの分け方(市の案内)
西東京市不燃ごみ。一辺が30cm以上なら粗大ごみ
三鷹市不燃ごみ。最大辺40cm以上なら粗大ごみ
東大阪市不燃の小物(もえない小物)

どの市も不燃ごみの扱いですが、粗大ごみになる大きさの線や袋の決まりは市ごとに違います。お住まいの市区町村のごみの案内で確かめてから出しましょう。

小学生の大会でもらったメダルがたくさん出てきて、ごみに出せるのか知りたい、という相談もありました。迷ったら、市区町村のごみの担当窓口に聞いてみるのが確実です。

売れなかったメダルの処分のしかたは、売れない記念メダルの処分方法でも詳しく紹介しています。

売れなかった大会のメダルを残す・処分する時の図解

よくある質問

スポーツ大会のメダルはどこで買取してもらえますか?

金や銀の刻印があるメダルは、貴金属の買取店で相談できます。刻印の無いメダルは値段がつきにくいので、記念品を見てくれる店かフリマでの出品を考えましょう。

大会の金メダルは金でできていますか?

金色でも金でできているとは限りません。K18やK24などの刻印が無ければ、金ではない可能性が高いです。

名前が彫られたメダルでも売れますか?

おたからやは、個人の名前や日付が刻印された記念メダルでも査定すると答えています。銀製なら、名前の有無に関わらず銀の重さで価値があると説明しています。

銀のメダルが1枚だけでも買い取ってもらえますか?

店によって条件が違います。RE:TANAKAは銀のメダルに刻印があり1件あたり10g以上であることを条件にしているので、事前に条件を確かめておきましょう。

売れなかったメダルはどう処分すればいいですか?

お住まいの自治体の分け方に合わせて出します。トロフィーは不燃ごみとしている市が多いですが、大きさで粗大ごみになることもあります。

まとめ

この記事の要点
  • スポーツ大会のメダルが売れるかは、素材が金や銀かどうかでほぼ決まる
  • K18・SV925などの刻印があれば、重さから値段の目安が出せる
  • 刻印の無いメダルやメッキは、貴金属としての値段がつきにくい
  • 名前入りでも査定は頼める。売る前に本人や家族に一声かける
  • 値段がつかなければ、残すか自治体の分け方で処分する

表彰でもらったメダルについては表彰メダルは売れる?、記念メダル全般の売り方は記念メダルの買取ガイドもあわせて読んでみてください。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

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