質屋で記念メダルは売れる?買取と質入れの違いと持ち込む前の準備

無地の金色と銀色のメダルとはかりのイメージ、「質屋で売れる?」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

近所に昔からある質屋さんがあって、記念メダルを持って行こうか考えています。質屋でも記念メダルって売れるんでしょうか?

案内役

質屋には、売る「買取」と、品物を預けてお金を借りる「質入れ」の2つの使い方があります。手放してよいのか、いずれ手元に戻したいのかで選ぶ道が変わりますよ。

なじみの質屋さんなら、気軽に相談できそうで安心ですよね。

結論から言うと、金や銀の記念メダルは、質屋でも買取や質入れの相談ができる品物です。ただ、扱いや値段の付け方は店ごとに違うので、持ち込む前に素材と重さを知っておくと話がスムーズです。この記事では、質屋での記念メダルの売り方と、質入れとの違いをお伝えします。

目次

質屋の「買取」と「質入れ」は何が違う?

先に結論

買取はメダルを売ってお金を受け取る方法で、メダルは戻りません。質入れはメダルを預けてお金を借りる方法で、期限までに返せばメダルが手元に戻ります。

質入れは、メダルを担保にしてお金を借りる仕組みです。借りたお金と利息を期限までに払えば、預けたメダルを受け出せます。

払えなかった時は、メダルは質屋のものになります。借りられる金額や期限、利息は店ごとに決まっているので、窓口で確かめてみてください。

買取が向く人
  • メダルを手放すと決めている
  • まとまったお金がすぐ必要
  • 遺品整理などで数を減らしたい
質入れが向く人
  • 家族の記念品なのでいずれ戻したい
  • 一時的にお金が必要なだけ
  • 売るかどうかまだ迷っている

『おじいちゃんの記念品だから、本当は手放したくない』という時は、質入れという選び方もあるわけです。ただ、利息がかかる分、期限内に受け出す見通しを立ててから使いましょう。

質屋は記念メダルのどこを見る?

メダルを持っている人

質屋さんは、記念メダルのどんなところを見て値段を決めるんですか?

案内役

多くの場合は、金や銀がどれだけ含まれているかです。刻印と重さを確かめて、その日の相場をもとに値段を出すのが基本ですよ。

記念メダルは、貴金属の買取では「含まれる金・銀・プラチナの量」で評価されるのが基本です。質屋も、金や銀の製品として見ることが多いと考えておきましょう。

素材ごとの見られ方をまとめると、次のようになります。

メダルの素材刻印の例値段の付き方
純金K24・純金・999・1000金の重さで決まる
18金K18・750金の割合(75%)と重さで決まる
純銀・スターリングシルバーSV1000・SV925・STERLING銀の重さで決まる(金の約75分の1の単価)
金メッキGP・24KGP貴金属としての値段はつきにくい
銅・丹銅刻印が無いことが多い貴金属としての値段はつきにくい

記念品としての値打ちまで見るかどうかは、店によって違います。コインの収集価値も見てほしい時は、ほかの店でも見てもらうと比べやすくなりますよ。

純金10gのメダルなら目安はいくら?

ひとことで言うと

質屋に行く前に、素材の目安を自分で出しておきましょう。提示額がその目安からどのくらい離れているかが分かると、売るか預けるかを落ち着いて決められます。

例えば、純金で10gの記念メダルがあったとします。田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格は、22,773円/g(税込)でした。

22,773円×10gで、素材の目安は約227,730円です。これは記事執筆日時点の参考値で、地金の値段です。メダルの買取価格そのものではありません。

田中貴金属は、この価格に「売買別途手数料およびその他手数料は含まれていません」と注記しています。実際の提示額は、店の単価や手数料の分だけ変わると思っておきましょう。

質屋に行く前に記念メダルの目安を出す図解

質入れで借りられる金額は、買取の値段とは別の決め方になることもあります。買取ならいくら、質入れならいくら借りられるか、両方を聞いてみるのがおすすめです。

純金のメダルの計算は純金メダルの買取で詳しく紹介しています。

質屋で記念メダルを見てもらった人の相談

Yahoo!知恵袋には、質屋で記念メダルを査定してもらった後の相談がありました。2つを紹介します。

純金の小さなメダル、ケースに入ったまま見てもらった

田中貴金属で買った24Kのメダルを、ケースに入ったまま質屋に持って行った、という相談です。提示された額が妥当か気になった、という内容でした。

まずは上のように、重さと当日の金の値段から目安を出してみてください。目安と提示額の差が大きければ、その理由を店で聞いてみましょう。

店では「今日の金の1gあたりの単価はいくらで計算していますか」と聞くと、話が具体的になりますよ。

外側は18金、中のメダルは銀かプラチナか分からなかった

ペンダントの枠は18金と分かったけれど、中のメダルが銀かプラチナか判定がつかず持ち帰った、という相談もありました。

刻印が無い、または読めない物は、店によって判断が分かれることがあります。おたからやは、メダルの素材を「専用の機器や刻印から精密に特定」すると案内していて、銀については比重計測で判別するとも書いています。

素材が分からなかった時は、家で削ったり薬品を使ったりせず、機器で調べられる店に相談してみてください。本物かどうかの確かめ方は記念メダルは本物?でも紹介しています。

質屋とほかの売り先、どう使い分ける?

ひとことで言うと

手元に戻したい可能性があるなら質屋の質入れ、売ると決めているなら質屋を含めて2か所で査定、と分けて考えると迷いません。

売り先ごとの特徴を、公式に書かれている範囲でまとめました。

売り先特徴気をつけたいこと
質屋買取と質入れの両方を選べる記念品の値打ちを見るかは店による
記念品も見る買取店おたからやは地金に加えて発行枚数・状態も評価と案内店頭・出張など査定方法を確かめる
地金だけを見る店RE:TANAKAは貴金属以外の価値は評価しないと明記銀は刻印と10g以上、メッキは不可
リサイクルショップ生活用品と一緒に持ち込める貴金属の扱いは店ごとに確かめる

リサイクルショップでの扱いはリサイクルショップで記念メダルは売れる?で紹介しています。

『質屋で言われた額で決めていいのかな』と迷ったら、同じ日に別の店でも見てもらうと安心です。金の値段は日々変わるので、日をそろえると比べやすくなります。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

質屋に持ち込む前の準備

持ち込むまでの流れ
  1. メダルの縁や裏の刻印をルーペで読む
  2. キッチンスケールなどで重さを量る
  3. 当日の金・銀の公表価格で目安を出す
  4. 店に電話して記念メダルを扱うか聞く
  5. 本人確認書類とケース・保証書を持って行く

ケースや保証書は、何のメダルかを伝える手がかりになります。買取大吉も、ギャランティカードや外箱・内箱をそろえた方が査定評価は高くなると案内しています。

黒ずみがあっても、研磨剤や薬品で磨くのは控えましょう。おたからやは、シルバーの変色は「決して磨かずにそのままお持ち込みください」と書いています。

質屋に記念メダルを持ち込む前の準備の図解
質屋で聞いておきたいこと
  • 記念メダルを買い取っているか
  • 買取の場合と質入れの場合の金額
  • 質入れの期限と利息
  • 何を基準に値段を出しているか
  • 必要な書類

ほかの売り先との違いは記念メダルはどこで売る?でも比べています。

よくある質問

質屋で記念メダルを質入れした後に、売ることもできますか?

受け出してから別の店で売ることはできます。質入れ中の扱いや途中で売る方法は店ごとに違うので、預ける時に確かめておきましょう。

銅の記念メダルも質屋で見てもらえますか?

店によります。銅やメッキのメダルは貴金属としての値段がつきにくいので、扱うかどうかを電話で聞いてから持ち込むと無駄足になりません。

質屋で提示された額に納得できない時は?

その場で決めずに持ち帰って大丈夫です。重さと当日の公表価格で目安を出し、別の店でも見てもらってから決めましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 質屋は「買取」と「質入れ」の2つの使い方ができる
  • 戻したい記念品なら質入れ、手放すなら買取を選ぶ
  • 値段は金・銀の量が基本。メッキ・銅はつきにくい
  • 純金10gなら素材の目安は約227,730円(2026年10月20日17時公表の価格で計算)
  • 刻印・重さ・目安を用意してから、2か所で比べる

素材の見分け方から売る手順までは、記念メダルの買取ガイドで順番に確かめられます。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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