500円白銅貨幣発行記念メダルの買取|500円玉との違いと値段の確かめ方

500円白銅貨幣発行記念メダルの買取のアイキャッチ。無地の銀色のメダルと硬貨、ルーペ、はかり

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

「500円白銅貨幣発行記念メダル」と書かれたケースが出てきて、500円玉なのかメダルなのか迷っている方もいますよね。名前に「500円」と入っているので、なおさら紛らわしいものです。

メダルを持っている人

古い箱に「500円白銅貨幣発行記念メダル」と書いてあります。これって500円として使えるんですか?それとも売れる物なんでしょうか?

案内役

名前に「メダル」とあれば、お金として使える物ではないんです。値段は素材で決まるので、まず刻印を見てみましょう。

結論から言うと、500円白銅貨幣発行記念メダルは500円玉ではなく、造幣局が作った記念メダルです。買取の値段は、何の金属でできているかで決まります。

この記事では、500円玉や記念硬貨との見分け方と、買取価格の目安の出し方が分かります。

目次

500円白銅貨幣発行記念メダルとは?

500円玉の登場を記念して作られたメダル

1982年に500円の白銅貨幣が出た時、造幣局がそれを記念して作ったメダルです。造幣局の年史『造幣局のあゆみ』に、500円貨幣の発行を記念して発行記念メダルを作ったと書かれています。

造幣局は、記念貨幣を出すたびに「発行記念メダル」を作ってきました。500円白銅貨幣の発行の時にも、同じように記念メダルが作られたんです。

ただ、1982年のこのメダルの素材・直径・重さ・当時の価格・発行数は、公的な記録で確認できませんでした。なので手元のメダルは、刻印と重さで確かめる前提で考えておきましょう。

新しい500円玉の発行記念メダルもある

2021年に新しい500円貨(バイカラー・クラッド貨幣)が出た時にも、造幣局は発行記念メダルを販売しています。こちらは仕様が造幣局のページで確かめられます。

項目500円バイカラー・クラッド貨幣発行記念メダル(2021年)
材質純銀(側面にホールマーク打刻)
直径60mm
重さ約160g
販売価格32,000円(消費税・送料込)
販売数量3,000個

「新500円貨幣発行記念メダル」と呼ばれているのは、たいていこちらのメダルです。造幣局は販売ページに「この製品は貨幣ではありません」と書いています。

発行記念メダル全体の話は、記念貨幣発行記念メダルとはで詳しく紹介しています。

500円玉・記念硬貨とどう見分ける?

メダルを持っている人

500円の記念硬貨も持っているんですが、メダルとごちゃごちゃになってしまって…。

案内役

見分けるコツは「額面」ですよ。〇〇円と刻まれていればお金、無ければメダルです。

『500円って書いてあるから、使えるんじゃないの?』と思いますよね。でも「500円白銅貨幣発行記念メダル」の500円は、記念の題材の名前なんです。

貨幣は法律で決まった通貨で、記念貨幣も額面の金額で使えます。一方、記念メダルは造幣局が作った金属工芸品で、お金としては使えません。

記念硬貨(記念貨幣)
  • 額面(500円など)が刻まれている
  • 額面の金額で、お金として使える
  • 例:つくば万博・御在位60年・青函トンネル開通の500円白銅貨
発行記念メダル
  • 額面が無い
  • お金としては使えない
  • 例:500円白銅貨幣発行記念メダル・新500円貨幣発行記念メダル

500円の白銅の記念貨幣には、国際科学技術博覧会(つくば)、天皇陛下御在位60年、青函トンネル開通、瀬戸大橋開通などがあります。これらは記念「硬貨」なので、500円として使えるんです。

記念硬貨とメダルの違いは、記念メダルと記念硬貨の違いで表にまとめています。

500円の記念硬貨と発行記念メダルの見分け方を示した図解

買取価格はどう決まる?目安の出し方

値段の土台は「素材×重さ」

発行記念メダルは額面が無いので、値段は含まれる金・銀の量が土台になります。素材が分からないうちは、金額を決めつけないのがおすすめです。

500円白銅貨幣発行記念メダルの買取価格を考える時は、まず素材を確かめます。純銀・SV925などの刻印があれば、重さから銀の量で目安が出せます。

計算には、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した銀の店頭買取価格304.15円/g(税込)を使います。地金の価格なので、メダルの買取価格そのものではありません。記事執筆日時点の参考値です。

重さ別の目安(銀のメダルの場合)

1982年のメダルは重さが分からないので、例えば30g・50g・100gだった場合で並べてみますね。

刻印30gなら50gなら100gなら
純銀(SV1000・999)約9,124円約15,207円約30,415円
SV925約8,440円約14,067円約28,134円

新500円貨幣発行記念メダル(純銀・約160g)の目安は、発行記念メダルの記事で計算しています。銀は金のおよそ75分の1の単価なので、大きな銀のメダルでも数万円の水準なんです。

銀の刻印が無い時は

白っぽい色でも、刻印に銀の表示が無いメダルは、白銅や洋銀などのこともあります。日本ジュエリー協会の資料では、洋銀は銀に似た色で「銀の一種と間違われやすい」と説明されています。

貴金属の表示が無いメダルには、金額の目安を出さないでおきましょう。貴金属としての値段はつきにくく、店によって扱いも違います。

手元のメダルで確かめること
  • 額面(〇〇円)が刻まれていないかを見る
  • 側面や裏面に「SV」「999」「純銀」などの刻印があるかを見る
  • 日の丸とひし形の造幣局のホールマークがあるかを見る
  • ケースから出して、メダルだけの重さを量る
  • 箱の表書きに、製品名と年号があるかを見る

売る時に知っておきたいこと

『銀のメダルなら、どこに持っていっても同じ?』と思う方もいるかもしれません。実は、店によって銀のメダルの扱いに条件があるんです。

店銀のメダルについての公式の記載
RE:TANAKA(田中貴金属)銀の含有を表す刻印か品位刻印があり、1件あたり10g以上が条件。貴金属以外の価値は評価しない
コメ兵銀製品のメダルは刻印があり、1件あたりの買取総量10g以上が条件
おたからや純度と重量に基づく地金価値に加え、発行枚数や保存状態、歴史的な希少性も見る
買取大吉希少性を加味する店と素材の価値だけで見る店に分かれるので、相見積もりをすすめている

刻印の無いメダルは、地金の値段だけで見る店では断られることがあります。そういう時は、記念メダルを扱うコイン店や、収集品としても見る買取店に相談してみてください。

査定の時は「銀として何グラム、1gいくらで計算しましたか?」と聞いておくと、店ごとの差が分かりやすくなります。売る店の選び方は記念メダルの買取ガイドにまとめています。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

磨いてから持っていくのはやめておきましょう

銀のメダルは黒ずみやすい素材です。おたからやは「決して磨かずにそのままお持ち込みください」と案内しています。ほこりを払う程度にしておきましょう。

500円白銅貨幣発行記念メダルを売る前に確かめる手順を示した図解

よくある相談:500円のメダルと硬貨の疑問

知恵袋でよく見かける、500円の記念硬貨とメダルにまつわる相談を3つ要約して答えますね。

メダルを持っている人

財布の500円玉を使おうとしたら、お店で「これメダルじゃないですか?」と言われてびっくりしました…。

案内役

記念硬貨は見慣れない図柄なので、そう言われることもあるんです。額面が刻まれていれば、500円として使える貨幣ですよ。

青函トンネル開通の500円は、普通に使える?

青函トンネル開通の500円を持っていて、普通の500円として使えるのか、という相談です。

額面が刻まれた「青函トンネル開通記念500円白銅貨幣」なら、記念貨幣なので500円として使えます。一方で、セットに入った「発行記念メダル」の方は額面が無く、お金としては使えません。

天皇陛下の500円記念コインはフリマで売っていい?

天皇陛下御在位60年の500円記念コインがフリマで売られているのを見た、という相談です。

これは記念貨幣なので、額面は500円です。フリマで売る時は、相手との受け渡しや説明を自分で担うことになるので、フリマで売る時の注意点も読んでおくと安心です。

つくば万博の500円玉は何?

「TSUKUBA EXPO’85」と入った昭和60年の銀色の500円玉は何か、という相談です。

これは国際科学技術博覧会の記念500円白銅貨幣です。額面のある記念貨幣なので、500円として使えます。メダルではないので、500円白銅貨幣発行記念メダルとは別の物です。

よくある質問

500円白銅貨幣発行記念メダルは500円として使えますか?

使えません。名前に500円と入っていますが、額面のあるお金ではなく、造幣局が作った記念メダルです。

1982年の500円白銅貨幣発行記念メダルの素材は何ですか?

素材・直径・重さは、公的な記録で確認できませんでした。手元のメダルの刻印と重さで確かめてみてください。

新500円貨幣発行記念メダルは純銀ですか?

2021年の500円バイカラー・クラッド貨幣発行記念メダルは、造幣局の表記で純銀・60mm・約160gです。側面にホールマークが打たれています。

記念硬貨とメダルがセットになっている時はどう売りますか?

記念硬貨は額面のあるお金、メダルは素材で値段が決まる物なので、店では別々に見てもらうことが多いです。セットの扱いは査定の時に聞いてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 500円白銅貨幣発行記念メダルは500円玉ではなく、造幣局の記念メダル
  • 額面があれば記念硬貨(使える)、無ければメダル(使えない)
  • 1982年のメダルの素材・重さは公的な記録で確認できなかった
  • 新500円貨幣発行記念メダル(2021年)は純銀・60mm・約160g
  • 買取の値段は素材と重さが土台。刻印を確かめてから査定へ
記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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