造幣局の純金メダルの買取価値は?販売価格と金の量で見る目安

造幣局の純金メダルの買取のアイキャッチ。無地の金色のメダルと化粧ケース、はかり

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

造幣局で買った純金メダルが家にあって、売るといくらになるのか気になっている方も多いはずです。買った時の値段がはっきりしているだけに、差が気になりますよね。

メダルを持っている人

家族が造幣局で買った純金メダルがあります。売ったら、買った時と同じくらいの値段になるんでしょうか?

案内役

まずは「販売価格」と「金の量だけで見た目安」を分けて考えてみましょう。造幣局の純金メダルの買取は、だいたい金の量が土台になるんです。

結論から言うと、造幣局の純金メダルの買取価値は、販売価格ではなく「金の価格×重さ」で見るのが基本です。この記事では、販売価格との差の理由と、手元のメダルで目安を出す方法が分かります。

目次

造幣局の純金メダルはどんな物?

造幣局の純金メダルの共通点

今の造幣局の純金メダルは、材質が純金で、メダルの裏面に造幣局の品位証明(ホールマーク)が打たれています。重さは製品ごとに「約95g」「約20g」のように公表されています。

造幣局は、財務大臣から貨幣の製造を任されている独立行政法人です。お金のほかに、記念メダルなどの「金属工芸品」も作っています。

ただ、メダルはお金ではありません。造幣局は自社のメダルの販売ページに「この製品は貨幣ではありません」と書いているんです。

今の造幣局の純金メダルを、公式の販売ページの表記で並べるとこうなります。

製品直径重さ販売価格(造幣局・税込)
純金干支メダル(未)40mm約95g3,080,000円
純金干支十二稜メダル(未)長径30mm約20g660,000円
純金干支メダル1/4オンス(未)20mm約7.8g260,000円
純金メダルコレクション(星座・植物・四季)26mm約15g530,000円(2026年の蠍座)
国宝章牌 金(鳥獣人物戯画)35mm約45g1,010,000円
桜の通り抜け記念メダル 金(令和8年)40mm約95g3,670,000円

造幣局のメダル全体の種類や見分け方は、造幣局の記念メダルの価値と買取で詳しく紹介しています。

販売価格と金の量の目安はどれくらい違う?

メダルを持っている人

同じ重さの純金なら、売る時も買った値段くらいになりそうな気がするんですが…。

案内役

そう思いますよね。実は販売価格には、デザインや製造、販売にかかる費用も入っているんです。並べてみると差がよく分かりますよ。

ここでは、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)を使います。地金の価格なので、メダルの買取価格そのものではありません。記事執筆日時点の参考値です。

製品金の量だけで見た目安造幣局の販売価格差
純金干支メダル(約95g)約2,163,435円3,080,000円約916,565円
純金干支十二稜メダル(約20g)約455,460円660,000円約204,540円
純金干支メダル1/4オンス(約7.8g)約177,629円260,000円約82,371円
国宝章牌 金(約45g)約1,024,785円1,010,000円約14,785円(目安の方が上)

例えば十二稜メダルなら、22,773円×約20gで約455,460円です。販売価格の660,000円とは、20万円ほどの開きがあります。

一方で、2025年発表の国宝章牌の金は、今の金の価格で計算した目安が販売価格を少し上回っています。販売された時より金の価格が上がった、という見方ができる例です。

計算の数字の読み方

ここでの目安は、純度を1(純金)として重さを掛けただけの計算値です。店の1g単価や手数料、正味の重さで提示額は変わります。「この金額で売れる」という意味ではありません。

造幣局の純金メダルの販売価格と金の量だけで見た目安を並べた図解

同じ15gでも販売価格が上がってきた理由

純金メダルコレクションは、星座・植物・四季のどれも直径26mm・約15gで同じ大きさです。それなのに、販売価格は年ごとに上がっています。

発表製品販売価格
2024年1月植物コレクション第4弾 菊花212,000円
2025年4月四季コレクション第4弾 冬330,000円
2026年10月星座コレクション第7弾 蠍座530,000円

造幣局は四季(冬)のページに「地金価格の高騰により販売価格を変更させていただいております」と書いています。大きさが同じでも、金の価格につれて値段が動いてきたんです。

『じゃあ、昔買ったメダルほど得をしている?』と感じる方もいるかもしれません。ただ、これは過去にこう動いたという事実で、この先どうなるかは誰にも分かりません。

15gのメダル1枚の目安の出し方は、純金メダル星座コレクションの買取で計算の手順ごと紹介しています。植物・四季のシリーズは植物コレクション・四季コレクションの買取をどうぞ。

よくある相談:造幣局の純金メダルを売るとどうなる?

メダルを持っている人

国の行事に合わせて出るメダルって、記念品だから高く売れるイメージがあるんですが、実際はどうなんでしょう?

案内役

造幣局の純金メダルは、純金でできていることが一番の強みです。記念品としての上乗せは店によって見方が違うので、まずは金の量で考えておくと安心ですよ。

知恵袋に寄せられた相談の中から、造幣局の純金メダルを手放す時の疑問を2つ取り上げます。

相談1:家族が数年前に造幣局で買った純金メダル、今売ったら損?

家族が数年前に、造幣局(質問では財務省)で純金メダルを買ったという相談です。今売ったら買った時より高いのか、安いのかが知りたいという内容でした。

答えは、買った時期と今の金の価格しだいです。上の表のように、販売価格には金の量以外の費用も入っているので、買った直後に売ると下回りやすいんです。

一方で、買った後に金の価格が上がっていれば、金の量の目安が販売価格に近づいたり、超えたりすることもあります。販売された時の値段は造幣局の販売ページや購入時の書類で、今の目安は重さと金の価格で確かめてみてください。

相談2:国の大きな行事に合わせて出る記念品メダルは、売れる物?

国の大きな行事に合わせて記念品メダルが出るけれど、ああいう物は売れるのか、という相談です。

造幣局が作った純金のメダルなら、金として買い取る店がほとんどです。ただ、同じ行事でも民間の会社が作った記念品があり、その中には金メッキや銅の物もあります。

「造幣局」の表記とホールマークがあるか、刻印に「純金」や「999」があるかを先に確かめておきましょう。

手元のメダルで確かめること
  • 化粧ケースや箱に造幣局の表記があるかを見る
  • 裏面に日の丸とひし形の中の「999」か「1000」があるかを見る
  • メダルだけの重さをキッチンスケールで量る
  • 購入時の案内や申込みの控えが残っているかを探す

純金メダルを売る前に確かめること

メダルを持っている人

店に持って行く前に、家でやっておくといいことはありますか?

案内役

刻印と重さを見ておくだけで、提示額の意味がずっと分かりやすくなります。磨いたりはしないで、そのままの状態で持って行きましょう。

造幣局のホールマークは、日の丸とひし形の中に千分率の数字が入った印です。「K18」「Pt900」だけの刻印は、造幣局の証明ではないんです。

古い製品では純金が「1000」と表示されていることがあります。造幣局は、今の「999」と同じ品位だと説明しています。

造幣局の純金メダルを売る前に確かめる4つの点の図解
査定に出すまでの流れ
  1. ケースから出して、刻印と重さを確かめる
  2. その日の金の店頭買取価格で目安を計算する
  3. 2〜3店で査定を受け、1g単価と手数料を聞く
  4. 金額と条件に納得できたら売る

店によって見方が違う点も知っておきましょう。田中貴金属のRE:TANAKAは、造幣局検定マークと純金の刻印がある円形のメダルを「K24特定品」として、通常のK24より高い単価で買い取ると案内しています(条件に「付属物がないこと」とあります)。

ただし、RE:TANAKAは「貴金属以外の価値は評価いたしません」としています。おたからやのように、地金の価値に発行枚数や保存状態なども加えて見ると書いている店もあります。

よくある失敗

きれいにしようと研磨剤で磨くと、表面が傷ついて見た目の評価が下がることがあります。ほこりを柔らかい布で払う程度にしておきましょう。

金の量で見た目安が出たら、実際の提示額を聞いて比べてみるのが近道です。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

売る店の選び方や全体の流れは、記念メダルの買取ガイドにまとめています。干支メダルの種類ごとの話は純金干支メダルの買取をどうぞ。

売る時に気をつけたいお金のこと

95gの純金メダルのように、金の量だけで目安が数百万円になる物もあります。高額になる時は、税金のことも頭の片隅に置いておきたいですよね。

国税庁は、生活に通常必要な動産を売った所得は課税されないとしています。ただし、貴金属などで1個または1組の価額が30万円を超えるものは除かれるんです。

気にしておきたいこと内容(国税庁の説明)
30万円の線貴金属などで1個・1組30万円を超えるものは、生活用動産の非課税から外れる
特別控除譲渡所得には年50万円の特別控除がある
所有期間5年を超えて持っていれば長期譲渡所得で、その2分の1が総合課税の対象

記念メダルがどの扱いになるかを、国税庁が直接書いた説明は見つかりませんでした。個別の判断は税務署か税理士に相談してみてください。

よくある質問

造幣局で純金メダルを買い取ってもらえますか?

造幣局の公式サイトで、販売したメダルの買取の案内は確認できませんでした。売る時は、金を扱う買取店に査定を頼むのが一般的です。

造幣局の純金メダルは、販売価格で売れますか?

販売価格には製造や販売の費用も入っているので、そのままの金額にはなりにくいです。買取は金の価格と重さが土台になります。

ケースや箱が無くても売れますか?

おたからやは「付属品がない本体のみのお品物であっても喜んで査定を承ります」としています。ケースや案内書が残っていれば、一緒に持って行くと製品名の確認がしやすくなります。

純金メダルの価値は、これから上がりますか?

この記事では、値上がりや値下がりの予想はしていません。過去に販売価格が金の価格につれて上がってきた、という事実だけを紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • 造幣局の純金メダルの買取は、金の価格×重さが土台になる
  • 販売価格には金の量以外の費用も入っていて、目安との差が出る
  • 同じ26mm・約15gでも、販売価格は212,000円から530,000円へ上がってきた
  • 売る前にホールマークと重さを確かめ、2〜3店で比べる
  • 高額になる時は国税庁の30万円の線と特別控除も確かめる
記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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