天皇陛下御誕生80年記念メダルの価値|記念硬貨との違いと素材の確かめ方

ケースに入った無地の金色と銀色のメダルとルーペのイメージ、「御誕生80年の記念品」の文字

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

メダルを持っている人

実家の整理で、天皇陛下御誕生80年の記念品がケースごと出てきました。家族は「記念硬貨」と呼んでいたんですが、価値はあるんでしょうか?

案内役

まずは、硬貨なのかメダルなのかを見分けるところから始めましょう。メダルなら、刻印と重さで素材が分かれば値段の目安も出せますよ。

昭和56年の天皇陛下御誕生80年の記念品は、ケースに入ったまま大切に保管されていることが多いですよね。

結論から言うと、天皇陛下御誕生80年記念メダルの価値は、素材が金か銀か、それ以外かで大きく変わります。この記事では、記念硬貨との見分け方と、素材から目安を出す方法をお伝えします。

目次

天皇陛下御誕生80年の記念メダルはどんな物?

先に知っておきたいこと

昭和56年(1981年)の御誕生80年の記念メダルは、作った所も素材も公式の記録で確認できませんでした。皇室の慶事の奉祝メダルには、民間の業者が作って売っていた物が多いんです。

宮内庁は1980年の国会で、皇室の慶事の際に「一般の業者がそのような記念メダル等を作製、販売している」と答えています。そのうえで「宮内庁としては、そういうことに了承を与えてはおらない」と説明しています。

つまり、同じ「御誕生80年記念」という名前でも、純金・純銀・銅・金メッキなど何種類もあると考えておくのが安全です。

『皇室の記念品だから、国が作った物だろう』と思っていた方もいるかもしれません。名前ではなく、メダル本体の刻印で中身を確かめていきましょう。

手がかり見る所
素材と純度メダルの縁や裏の刻印(K24・SV1000・GPなど)
作った会社箱のふた・しおり・保証書の記載
金・銀の量ケースから出して量った重さ

昭和天皇にまつわるほかの記念メダルは昭和天皇の記念メダルの価値でも紹介しています。

御誕生80年の「記念硬貨」と「記念メダル」はどう違う?

メダルを持っている人

記念硬貨と記念メダル、見た目はそっくりですよね。どこで見分ければいいですか?

案内役

いちばん分かりやすいのは「○円」という額面があるかどうかです。額面があれば国が発行した硬貨、無ければメダルと考えて調べ始めると早いですよ。

記念硬貨(記念貨幣)
  • 法律で決まった通貨で、額面で使える
  • 発行は閣議でその都度決められる
  • 「○円」の額面が入っている
記念メダル
  • 貨幣ではなく、お金としては使えない
  • 民間の業者が作った物も多い
  • 値段の土台は金・銀の量

造幣局の貨幣Q&Aでは、記念貨幣も「貨幣として使用可能」で、使う時は「額面価格での使用」になると説明されています。一方で造幣局は、自社の記念メダルに「この製品は貨幣ではありません」と書いています。

ご家族が「記念硬貨」と呼んでいた物でも、額面が無ければ記念メダルの可能性が高いです。行事名と年で記念貨幣が出ているかは、財務省の記念貨幣一覧で確かめられます。

硬貨とメダルの違いは記念メダルと記念硬貨の違いで詳しく紹介しています。

御誕生80年記念メダルの素材を確かめる手順

刻印を見てから重さを量る

刻印で素材と純度が分かれば、あとは重さを量るだけで目安が出せます。刻印が無い物は、店の機器で調べてもらうのが確実です。

素材を確かめる手順
  1. ケースから出し、縁と裏面の小さな刻印をルーペで探す
  2. K24・純金・SV1000・SV925・GPなどの記号を書き留める
  3. 箱やしおりに書かれた素材の表記と見比べる
  4. キッチンスケールなどで1枚ずつ重さを量る
  5. 刻印が無い時は、素材を機器で調べると案内している店に相談する

ここで気をつけたいのが「GP」の記号です。日本ジュエリー協会の表示規定では、GPは金めっきを表します。

金色に光っていても表面だけが金なので、貴金属としての値段はつきにくいんです。銀色の物も、刻印が無ければ銀とは限りません。

刻印の例素材
K24・純金・999・1000純金
SV1000・純銀純銀
SV925・STERLING銀925
GP金めっき
刻印なし銅・真鍮などの可能性もある

素材が分かったら値段の目安を出してみる

素材としての目安

田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した店頭買取価格(税込)は、金が1gあたり22,773円、銀が304.15円でした。重さ×純度×この値段で、金や銀の量だけで見た目安が出せます。

これは記事執筆日時点の参考値で、地金(インゴット)の値段です。メダルの買取価格そのものではないので、実際の提示額は店の単価や手数料で変わります。

素材と重さの例計算素材としての目安
銀925(SV925)30gの場合304.15円×0.925×30g約8,440円
純金(K24)10gの場合22,773円×10g約227,730円

銀と金では、同じ日の1gの値段に約75倍の差があります。同じ大きさのメダルでも、素材で目安は桁が変わるんですね。

銅やメッキのメダルには、田中貴金属の公表価格がありません。なので、この記事では金額の目安を出していません。

御誕生80年記念メダルの価値の確かめ方の図解

御誕生80年の記念品でよくある相談

Yahoo!知恵袋で見かけた相談と、よく聞かれる疑問を取り上げます。

専用ケースに入ったままの「誕生80年の記念硬貨」の価値は?

昭和天皇の誕生80年の記念硬貨を、専用ケースに入れたまま持っているが価値はあるか、という相談がありました。

まずはケースの上から、額面が入っているかを見てみてください。額面が無ければメダルなので、刻印と重さで素材を確かめる流れになります。

ケースは無理に壊さなくても大丈夫です。店によっては、ケースやホルダーに入ったまま見てくれると書いています。

金色なら金でできている?

金色のメダルを見ると『これは金だ』と期待しますよね。ただ、GPの刻印があれば金めっきで、中身は別の金属です。

刻印が読めない時は、店頭で「金色ですが、素材が分からないので調べていただけますか」と伝えてみてください。

売る前に磨いた方がいい?

くすんだメダルを見ると、きれいにしてから出したくなるものです。おたからやは銀の変色について「決して磨かずにそのままお持ち込みください」と書いています。

研磨剤や薬品は使わず、ほこりを払う程度にしておきましょう。

御誕生80年記念品の硬貨とメダルの見分け方の図解

売るか残すか迷った時の相談先

『祖父母が大切にしていた物だから、手放すのは気が引ける』という方も多いはずです。記念として残すのも、十分に意味のある選び方ですよ。

値段だけ知ってから決めたい時は、査定のみの相談もできます。おたからやや買取大吉は、査定料が無料と案内しています。

店のタイプ見方向く物
地金の値段で見る店(RE:TANAKA・コメ兵)金・銀の量だけで評価する刻印がはっきりした純金・純銀のメダル
記念品としての評価も見ると書く店(おたからや・買取大吉など)素材に加えて状態や付属品も見る箱付き、素材が分からない物

RE:TANAKAとコメ兵はメッキ品を買い取らないと書いているので、GPの物は記念品の評価も見る店に相談してみてください。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

相談する前のチェック
  • 額面の有無で硬貨かメダルかを確かめる
  • 刻印(K24・SV1000・SV925・GP)を書き留める
  • 1枚ずつ重さを量っておく
  • 箱・しおり・保証書をそろえる
  • 本人確認書類を用意する

皇室の記念メダル全体の売り方は天皇陛下の記念メダルの買取も参考になります。

よくある質問

天皇陛下御誕生80年記念メダルは造幣局が作った物ですか?

造幣局が作ったかどうかは、公式の記録で確認できませんでした。皇室の慶事の奉祝メダルは民間の業者が作った物も多いので、箱や保証書の記載で作った会社を確かめてみてください。

記念メダルはお店で額面どおりに使えますか?

使えません。額面で使えるのは記念貨幣(記念硬貨)で、造幣局は自社の記念メダルに「この製品は貨幣ではありません」と書いています。

銀の御誕生80年記念メダルはいくらくらいになりますか?

重さと純度で変わります。例えば銀925で30gなら、2026年10月20日17時の田中貴金属の銀の値段で約8,440円が素材としての目安です。実際の提示額はこれと同じにはなりません。

まとめ

この記事の要点
  • 御誕生80年の記念メダルは、作った所も素材も公式の記録では確認できない
  • 額面があれば記念硬貨、無ければ記念メダルと考えて調べる
  • 素材は刻印を見てから重さを量って確かめる。GPは金めっき
  • 金・銀なら重さ×純度×田中貴金属のその日の値段で目安が出せる
  • 売るか残すかは、査定を受けてから決めてもいい

記念メダルを売る時の全体の流れは、記念メダルの買取ガイドを読んでみてください。

記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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