記念メダルの買取価格はいくら?純金・純銀・銅で値段が決まる仕組み

記念メダルの買取価格のアイキャッチ。無地の金色・銀色・銅色のメダルと電卓、はかり

当サイトの記事は、造幣局・財務省・国税庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

手元の記念メダルがいくらになるのか、ざっくりでも知っておきたいですよね。店に行く前に目安があると、提示された金額にも落ち着いて向き合えます。

メダルを持っている人

純金の記念メダルが1枚あります。買取価格がいくらくらいになるのか、自分で調べる方法はありますか?

案内役

ありますよ。重さと純度が分かれば、その日の金の価格から「金の量だけで見た目安」が出せます。記念メダルの値段は、だいたいこの目安を土台に決まるんです。

結論から言うと、記念メダルの買取価格は「金・銀の価格×純度×重さ」が土台で、そこに店の単価や手数料、記念品としての評価が加わって決まります。

この記事では、素材・重さ別の早見表と、店の提示額との差の読み方が分かります。

目次

記念メダルの買取価格は何で決まる?

値段の土台は3つの数字

「その日の金・銀の価格」「純度(K18なら75%)」「メダルの重さ」の3つです。この掛け算で出るのが、素材としての目安になります。

記念メダルの値段は、見た目の豪華さや行事の大きさよりも、中身の金属で決まることが多いんです。

例えば同じ金色のメダルでも、純金なら数十万円になることがある一方で、金メッキなら貴金属としての値段はほとんどつきません。

値段を左右するものどう効くか
素材金・プラチナ・銀・銅の順に単価が大きく下がる
純度純金と18金では、同じ重さでも4分の3になる
重さ重いほど比例して上がる
店の単価・手数料地金の価格からどれだけ差し引くかは店ごとに違う
記念品としての評価加味する店としない店がある

上の3つは自分で調べられます。下の2つは店によって変わるので、査定で聞いて確かめる部分です。

どの数字から見ればいいか分からない方は、まず記念メダルの買取ガイドで全体の流れを見てみてください。

素材・重さ別の早見表

メダルを持っている人

計算するのが面倒なので、表で見られると助かります…。

案内役

よく出てくる重さで表にしておきますね。重さが表に無い時は「1gあたり」の欄に重さを掛ければ出せますよ。

使っているのは、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した店頭買取価格(税込・1gあたり)です。金22,773円、銀304.15円、プラチナ8,935円で計算した参考値です。

これは地金(インゴット)の価格なので、メダルの買取価格そのものではありません。「これだけの金・銀が入っている」という物差しとして見てください。

金のメダル

純度(刻印の例)1gあたり10g20g50g100g
純金(K24・999・純金)22,773円227,730円455,460円1,138,650円2,277,300円
K22(916)20,860.07円208,601円417,201円1,043,003円2,086,007円
K18(750)17,079.75円170,798円341,595円853,988円1,707,975円
K14(585)13,322.20円133,222円266,444円666,110円1,332,220円

銀のメダル

純度(刻印の例)1gあたり50g100g160g300g500g
純銀(SV1000・999)304.15円15,207円30,415円48,664円91,245円152,075円
SV925(STERLING)281.34円14,067円28,134円45,014円84,402円140,669円
SV800243.32円12,166円24,332円38,931円72,996円121,660円

プラチナのメダル

純度1gあたり10g20g50g
Pt1000(999)8,935円89,350円178,700円446,750円
Pt9008,041.50円80,415円160,830円402,075円

表に無い重さの時は

表に無い重さでも、「1gあたり」の数字に重さを掛ければ出せます。例えばK18で15gなら、17,079.75円×15gで約256,196円です。

小さなメダルも同じです。純金3gなら、22,773円×3gで約68,319円になります。

『小さいからたいしたことない』と思っていたメダルが、純金だと意外な金額になることもあるんです。

『銀のメダルって、こんなに安いの?』と驚いた方もいるかもしれません。銀は金のおよそ75分の1の単価なので、重い銀メダルでも純金の小さなメダルに届かないことが多いんです。

素材と重さで記念メダルの値段の目安が変わる様子を示した早見表の図解

金・銀の価格は毎日変わります。量った日に田中貴金属工業の金価格のページで値を見て、計算し直してみてください。調べ方のコツは記念メダルの買取相場の調べ方にまとめています。

実際に計算してみましょう

数字だけだとイメージしにくいので、いくつかの例で計算してみますね。どれも2026年10月20日17時の田中貴金属の価格を使った、素材としての目安です。

計算のしかた
  1. メダルだけの重さを量る(ケースや袋から出す)
  2. 刻印から純度を読む(純金は1、K18は0.75、SV925は0.925)
  3. その日の金(銀)の店頭買取価格を調べる
  4. 価格×純度×重さを電卓で計算する

例1:造幣局の純金干支十二稜メダル(約20g)

造幣局の純金干支十二稜メダルは、純金・長径30mm・約20gです。22,773円×1×20gで、金の量だけで見た目安は約455,460円になります。

造幣局の販売価格は、令和9年の干支「未」で660,000円でした。販売価格には製造や販売の費用も入っているので、素材の目安とは差があります。

例2:1964年東京オリンピックの金メダル(K18)

1964年の東京オリンピック記念メダルの金は18金です。1枚の重さは公的な資料で確認できませんでしたが、金貨買取本舗の公式サイトの説明では「K18・重さ7.2g」とされています。

この重さを前提にすると、22,773円×0.75×7.2gで約122,974円が素材としての目安です。

金貨買取本舗の品目ページには、2026年10月21日に「1964年東京オリンピック記念金メダル 買取価格 ¥113,200」と表示されていました。素材の目安より少し低い金額で、記念メダルでも金の量が値段の土台になっていると読める例です。

例3:造幣局の記念貨幣発行記念メダル(純銀・約160g)

造幣局の記念貨幣発行記念メダルは、純銀・60mm・約160gです。304.15円×1×160gで、銀の量だけで見た目安は約48,664円になります。

同じ造幣局のメダルでも、純金の約20gと純銀の約160gでは、目安に10倍近い差があります。素材の違いがどれだけ効くかが分かりますよね。

例素材・重さ素材としての目安
純金干支十二稜メダル純金・約20g約455,460円
1964年東京オリンピック 金メダルK18・7.2gとした場合約122,974円
記念貨幣発行記念メダル純銀・約160g約48,664円

計算でよくある勘違い

計算はシンプルですが、うっかり間違えやすいところもあります。よくあるものを並べておきますね。

よくある勘違い正しくは
ケースごと量ってしまうメダルだけを取り出して量る
K18を純金の単価で計算するK18は純金の単価×0.75で計算する
店頭小売価格で計算する売る時は店頭買取価格(2026年10月20日17時は金22,773円)を使う
「24KGP」を純金として計算するGPは金メッキを表すことがあり、純金の計算には当てはまらない
記念硬貨も重さで計算する記念硬貨は額面のあるお金で、メダルとは考え方が違う

特に多いのが、小売価格と買取価格の取り違えです。同じ日時の田中貴金属の金の店頭小売価格は23,322円で、買取価格より高い数字なんです。

売る時の目安を出すなら、低い方の買取価格を使っておくと、提示額とのずれが小さくなります。

純金のメダルの計算は純金メダルの買取、銀のメダルは純銀メダル・銀メダルの買取で、ほかの重さの例も載せています。

銅・メッキの記念メダルの値段は?

メダルを持っている人

セットの銅メダルや、金メッキのメダルはどう計算すればいいですか?

案内役

銅やメッキには、金や銀のような公表価格が無いんです。なので計算で目安を出すことはできません。貴金属としての値段はつきにくい、と考えておきましょう。

銅(丹銅)や真鍮、金メッキ(GP)のメダルは、早見表の計算には当てはまりません。

「24K」の文字があっても純金とは限らない

「24KGP」のように、「GP」が付いている表示は金メッキを表すことがあります。表面だけが金なので、純金の早見表で計算すると大きくずれてしまいます。

扱いは店によって違います。コメ兵は「GP(金メッキ)、GF(金張り)表記があるものはお買取りできません」と書いていて、RE:TANAKAもメッキ品は買取できない品物に入れています。

一方で、おたからやはメッキのメダルについて「デザインや記念品としての希少性を中心に評価」と書いています。金額の目安は出せませんが、受け付けてくれる店はあるということです。

セットの銅メダルは捨てずに一緒に

金・銀・銅のセットの場合、銅だけ値段がつかなくても、外さずにそのまま査定に出してみてください。セットで揃っている方が評価されやすいと書いている店があるからです。

買取まねきやは、東京オリンピック記念銅メダル(丹銅製)を買い取ったことを店舗ブログで紹介しています。金額は書かれていませんが、銅メダルでも相談できる店はある、ということですね。

主な記念メダルの素材は記念メダルの価値一覧で、行事ごとに並べています。

店の価格表・買取実績はどう読む?

『ネットで調べたら、同じようなメダルで全然違う金額が出てくる…』ということ、ありますよね。実は、店が出している金額は性質がそれぞれ違うんです。

店公開されている金額の性質
おたからや銀・金のメダルの金額は「2026年1月29日時点の過去最高買取実績」で、現在の買取価格ではないと明記。記念メダルの参考価格表は「ASK」
買取大吉品名と金額の「買取参考価格」。重量・買取日の記載は無い
なんぼや「買取した当時の実績」。品位と重量は書かれているが、日付は無い
金貨買取本舗品目ページに表示される買取価格。多くの品目は「お問い合わせください」
大黒屋記念メダルの価格表はあるが、金額は「ASK」

過去の最高実績と、今日の買取価格は別物です。日付や重さの書かれていない金額は、手元のメダルの値段を考える材料にはしにくいです。

店の金額を見る時に確かめること
  • いつの金額か(日付があるか)
  • 何gのメダルの金額か(重さがあるか)
  • 1枚の金額か、まとめ売りの合計か
  • 現在の価格か、過去の実績か
  • 素材(K24・K18・SV925など)が書かれているか

この5つが揃っていない金額は、参考程度にとどめておきましょう。自分のメダルの重さと純度で計算した目安の方が、ずっと頼りになります。

提示額が金の時価×重さより安いのはなぜ?

メダルを持っている人

純金のメダルを査定してもらったら、ネットの金価格で計算した金額より安かったです。これって普通なんでしょうか?

案内役

多くの場合は普通の範囲ですよ。田中貴金属の価格は地金(インゴット)の買取価格で、売買の手数料なども含まれていないんです。差の理由を聞いてみると納得しやすいですよ。

田中貴金属工業の価格表には、売買の手数料などは含まれていないと注記されています。店ごとの単価は、その価格を基準に決められています。

例えばRE:TANAKAのリサイクル価格(2026年10月21日9時30分発表)では、K24が1gあたり20,953円でした。この価格は鑑定料・手数料を含めた価格で、買取の時に別途手数料はかからないと書かれています。

差が出る主な理由

差が出る理由中身
店の単価地金の価格からどれだけ下げた単価で買い取るかは店ごとに違う
手数料単価に含める店、別に差し引く店がある
純度の判定刻印より低い純度と判定されると単価が下がる
重さの量り方ケースや付属物を除いた正味の重さで計算する
価格の時刻金の価格は1日の中でも変わる

価格の時刻も見落としがちです。RE:TANAKAのリサイクル価格は、その日の地金価格を基準に9時30分と14時に公表されています。朝に調べた価格と、午後に店で聞いた単価がずれることもあるんです。

査定で金額を聞いたら、「この金額は、どの単価と重さから出したものですか?」と一言たずねてみてください。差し引かれている分があれば、その時に説明してもらえます。

逆に、素材の目安より高い金額が出た時は、記念品としての評価が入っている可能性があります。おたからやや買取大吉のように、収集品としての価値も見ると書いている店もあるので、内訳を聞いておきましょう。

記念品としての評価が加わるのはどんな時?

素材の目安より高い金額がつくとしたら、記念品・収集品としての評価が入った時です。どんな点を見るかは、店の公式サイトに書かれています。

おたからやは、銀のメダルの査定について「銀の含有量(純度)と重量に基づく地金価値に加え、発行枚数や保存状態、歴史的な希少性を多角的に評価」と書いています。1964年の東京オリンピックの記念メダルは、金・銀・銅がセットで揃っていると評価が高くなりやすいとも書いています。

上乗せは店ごとの判断

記念品としての評価がいくらになるかは、店ごとの判断です。金額の目安は出せないので、「記念品としての評価は入っていますか?」と聞いて確かめるのが確実です。

一方で、地金の値段だけで買い取る店もあります。RE:TANAKAは「歴史的価値」などの貴金属以外の価値は評価しないと明記しています。

金額に納得できない時に試したいことは記念メダルを高く売る方法で詳しく書いています。

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記念メダルの査定額を確かめる

純金・18金・純銀の記念メダルは、金や銀の量をもとに査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

記念メダルの値段でよくある相談

Yahoo!知恵袋などに寄せられている、記念メダルの値段についての相談を3つ取り上げます。

記念メダルの提示額と素材の目安の差が出る理由を示した図解

50gの純金の記念メダルはいくらになる?

純金の記念メダルが50gあるけれど、売るといくらくらいか、という相談です。

純金50gなら、22,773円×50gで約1,138,650円が金の量だけで見た目安です(2026年10月20日17時の田中貴金属の金価格で計算)。

実際の提示額は、店の単価や手数料でここから上下します。金額が大きいので、同じ日に2店以上で聞いてみると安心です。

造幣局の純金メダルのように裏面にホールマークがあれば、純度の確認もスムーズです。刻印の位置をメモしておくと、査定の時に話が早く進みますよ。

純銀の鉄道百年記念メダル、530gだといくら?

純銀でできた鉄道百年の記念メダルが530gあって、相場が知りたい、という相談です。

純銀530gなら、304.15円×530gで約161,200円が銀の量だけで見た目安です(同じ日時の田中貴金属の銀価格で計算)。

ここまで重いと、純金の小さなメダルより目安が高くなることもあります。銀は刻印があるかどうかで扱いが変わる店もあるので、裏や縁の刻印も確かめておきましょう。

金の時価×グラム数より安い査定は普通?

新聞の折込の買取業者で純金メダルを売る時、時価×グラム数からどれくらい差し引かれるのか、という相談です。

差し引かれる額は店ごとに違い、決まった割合はありません。先ほどの表のように、店の単価・手数料・純度の判定で差がつきます。

「手数料はかかりますか?」「単価はいくらですか?」と聞いて、答えをメモしておきましょう。納得できなければ、その場で売らずに持ち帰っても大丈夫です!

よくある質問

記念メダルの値段は、1枚いくらと決まっていますか?

決まっていません。同じ行事のメダルでも素材や重さが違えば値段も変わります。素材と重さから、その日の金・銀の価格で目安を出すのが近道です。

重さが分からない時はどうすればいいですか?

0.1g単位まで量れるキッチンスケールで量ってみてください。ケースや袋から出して、メダルだけを量るのがポイントです。

造幣局の販売価格で売れますか?

販売価格には製造や販売の費用も入っているので、売る時の値段は素材の量が土台になります。最近買ったメダルでも、販売価格より低い提示になることはあります。

プラチナの記念メダルはどう計算しますか?

金と同じく、その日のプラチナの価格×純度×重さで計算します。2026年10月20日17時の田中貴金属の店頭買取価格は8,935円/gで、Pt900なら8,041.50円/gが目安の単価です。

金の値段が上がったら、メダルの買取価格も上がりますか?

金のメダルの値段は金の価格に大きく左右されます。造幣局の純金メダルコレクションも、地金価格の高騰を理由に販売価格が変わっています。ただ、この先の上がり下がりは予想できません。

まとめ

この記事の要点
  • 記念メダルの買取価格は、金・銀の価格×純度×重さが土台
  • 早見表は地金の価格で計算した参考値で、メダルの買取価格そのものではない
  • 銅・メッキには公表価格が無く、貴金属としての値段はつきにくい
  • 店の公開金額は「過去の実績」「参考価格」など性質が違うので日付と重さを確かめる
  • 提示額が目安より安い時は、単価・手数料・純度の判定を聞いてみる
記念メダル買取.jp

記念メダル買取.jp 編集部

家にある記念メダル(純金・純銀・造幣局のメダル、オリンピック・万博・天皇記念・干支・大会メダルなど)を納得して手放すために、素材と刻印の見分け方、重さからの値段の計算、記念硬貨との違い、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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